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二宮和也、ジャニー喜多川氏へ「謝ってほしい」性加害発覚から2年後の“蒸し返し”に非難殺到“育ての親”とも疎遠に

嵐の二宮和也
6月17日、「嵐」の二宮和也が自身初の著書『独断と偏見』(集英社)を発売した。そのなかで、故・ジャニー喜多川氏に言及したことが波紋を呼んでいる。
二宮は17日、42歳の誕生日という記念すべき日に、本を世に出すことになった。
「文字だけの表現に挑戦し、10の四字熟語をテーマに、100の質問に対する答えをまとめています。長く芸能界で活躍してきた二宮さんの、ビジネス論や人づき合い、死生観などにも言及した1冊です」(スポーツ紙記者)
6月10日には発売に先立ち、著書に関するメディア向けの合同取材会を開催。本の内容について説明した二宮だが、「いま、いちばん会ってみたい人は?」という質問が、物議を醸すことになった。
「複数のメディアが報じた内容によれば、二宮さんは取材会で、2023年に生前の性加害問題が明らかになった、旧ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー氏の名前をあげたそうです。さらに『謝ってもらいたい。あの人が迷惑をかけずに生活していれば、所属していた事務所はなくならなかった。僕が独立という道をたどることはなかった』と謝罪を要求し、一連の問題に苦言を呈すような発言をしたと伝えられています。また著書の終盤でも、ジャニー氏について言及していることを明かしました」(芸能記者)
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旧ジャニーズ事務所は、2023年10月2日の記者会見で社名変更することを発表し、二宮は同月24日に事務所を退所。その後は、個人事務所で活動している。独立して約2年たち、前事務所の創業者について言及した二宮だが、Xでは
《あの辛い時期、後輩達置いて誰よりも早く辞めた人が今順調に仕事戻ってきてやっと落ち着いてきた時にわざわざ本?蒸し返す?》
《幕を下ろした後に発売すればいいのに……。これから嵐!やるよ!!動くよー!!!って時に出す必要ある?》
《なんで今収まってきたタイミングで二宮和也は蒸し返す訳?このタイミング最悪》
《二宮 出版なんか嵐活動終了後にすればよかっただろ?》
など、厳しい声があがっている。とくに、著書を出すタイミングに疑問を持たれたようだ。
「ジャニー氏の問題発覚後、旧ジャニーズタレントが出演していたCMは相次いで打ち切りになり、仕事にも重大な影響を与えました。それが、2024年4月からタレントのマネージメント業務を担うSTARTO ENTERTAINMENTが始動したことで、少しずつCM起用を再開する企業が増えていったのです。
二宮さんは事務所の問題を受けてすぐに独立し、自分だけ安全な場所に“逃避”したにもかかわらず、旧ジャニーズタレントを取り巻く状況が回復するなか、突然、ジャニー氏の問題を蒸し返したように感じた人もいたのだと思われます。また、嵐は5月6日、2026年春のツアーをもって、グループ活動を終了することを発表しました。ラストライブに向け、5人が一丸になろうとしている時期でもあるため、嵐ファンも複雑な思いだったのでしょう」(前出・芸能記者)
くしくも、二宮が著書発売した1週間前の6月10日には、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の代表取締役を務める藤島ジュリー景子氏が、自身の半生を語った著書『Last Interview-藤島ジュリー景子との47時間-』(新潮社)を7月18日に発売すると発表していた。新潮社のホームページでその一部が公開されているが、二宮に関して気になる記述があったという。
「ジュリー氏は嵐の“育ての親”として知られており、著書でも5人との関係性に言及しています。とくに櫻井翔さんは、慶應義塾大学の入学式があった際、事務所の問題と重なって出席できなかった母親に代わって、ジュリー氏の娘さんがつき添ったエピソードがつづられるなど、親密な関係がうかがえました。
しかし二宮さんに関して、ジュリー氏は『二宮とは近年少し距離があります』と、疎遠になっていることを明かしていたのです。二宮さんは2019年11月、結婚を発表しましたが、当時、嵐は2020年末の活動休止が発表され、グループ活動に注力していた時期だったため、ファンから批判を集めました。今回のジュリー氏の著書での発言が注目されるなか、SNSでは『疎遠といった理由は、こういうところなのでは?』という声もあがっています」(同前)
誕生日当日の17日、二宮はXに《二宮、無事にver42にアプデ完了しました》と投稿している。42歳になって出す著書に“偏見”はないはずだが……。