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【フジテレビ問題】検証番組“たった1時間”大半の元幹部が取材拒否の“茶番”TBSはオウム事件で社長出演、“4時間猛省”の過去

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記事投稿日:2025.06.18 20:15 最終更新日:2025.06.18 22:58
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【フジテレビ問題】検証番組“たった1時間”大半の元幹部が取材拒否の“茶番”TBSはオウム事件で社長出演、“4時間猛省”の過去

女性とのトラブルが報じられた中居正広

 

 中居正広と、元フジテレビ女性社員の性トラブル問題がいまだ尾を引いているーー。

 

 6月17日、『WEB女性自身』で、フジの一連の騒動検証する番組が7月6日に放送されると報じられた。記事によると、フジが港浩一前社長や大多亮元専務を提訴する影響で、ゴールデン枠での放送は見送られ、1時間の番組になるという。

 

「トラブル発生時にフジの幹部であった港氏、日枝久元取締役相談役、編成部の社員、さらには中居さんが取材に応じないことで、取材データが集まらず、短時間の放送になるようです。取材に応じたのは、元女性社員から相談を受けていた当時アナウンス室部長の佐々木恭子アナのみ。

 

 元幹部たちのあまりに誠意が感じられない対応に『反省していないのでは』とSNS上で疑惑が強まっています」(芸能記者)

 

 

 実際に、Xでは批判の声が噴出している。

 

《主犯格不在でどう検証するの? お得意のお手盛りパフォーマンスで有耶無耶にするの?》

 

《フジテレビの検証番組の真偽のハッキリしていない噂話出てきてますが、フジテレビは反省しないんだろうなあ…》

 

《中居騒動と言うなフジテレビ問題だよね、だいたい身内同士で検証番組に何の意味があると言うのか》

 

 検証番組に対し、徹底した取材が必要不可欠だと語るのは芸能ジャーナリストだ。過去の“猛省”の具体的な事例を振り返る。

 

「さかのぼること36年前、TBSはオウム真理教の追及活動をおこなっていた、坂本堤弁護士のインタビュー動画を、教団幹部に視聴させてしまったことがありました。その後、教団は坂本弁護士一家を拉致し、殺害。6年後の1995年、いわゆる『地下鉄サリン事件』が起きたことをきっかけに、教団の国家へのテロ計画が明らかになり、そのなかで坂本弁護士が殺害された経緯も明らかになりました。結果として、坂本弁護士一家の殺害の発端となったTBSの行動は『TBSビデオ問題』といわれ、世間から大バッシングを受けたのです。

 

 この問題を受け、TBSは1996年に検証番組『視聴者の皆様へ』『証言・坂本弁護士テープ問題から6年半』を約4時間にわたり放送し、当時のTBS社長である磯崎洋三氏が出演して、ビデオ問題の経緯と調査結果、そして謝罪をおこないました。この日をもって磯崎氏は社長を辞任しています。世間を大きく揺るがせた問題なだけに、同局の関係者への取材は徹底しておこなわれるのは当然のことと受けとめられました。

 

 今回のフジテレビ問題も、社会的にきわめて重大な事件であり、当時のTBSの対応と比較すれば今回の検証番組決定はあまりに中途半端だ、という意見があります。女性社員への被害を把握していた幹部全員が取材に対応し、すべてを明かすことが局としての責任だという声が高まっています」

 

 反省ができなければ、いつまでたっても新たな一歩を踏み出すことはできない。

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