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【重大コンプラ違反】TOKIO国分太一 日テレ会見現場の“異様なピリピリムード”プライバシー盾に“回答ゼロ”

国分太一と会見をする日本テレビの日本テレビの福田博之社長(写真・梅基展央)
「いったい、なんのために会見を開いたのか……」
6月20日、過去の「重大なコンプライアンス違反」が発覚し、日本テレビ系の『ザ!鉄腕!DASH!!』の降板が発表されたTOKIOの国分太一。この件をめぐり、日本テレビの福田博之社長は、13時から同局内で緊急会見を開いた。
「約1時間半におよび会見が開かれましたが、具体的に国分さんが何をしたのかについては、最後まで一切語られることはありませんでした。集まった100人近い報道陣からは、ため息と、冒頭のような声があふれていましたよ」(芸能記者)
福田社長は“複数のコンプライアンス違反”が認められたことを明かしたものの、その先はすべて「お答えできません」という回答だった。
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「なんとか中身を探りたい報道陣から、暴力行為や不適切な行為なのか、ハラスメント行為なのか、被害者の有無などについて質問が飛ぶ中、福田社長は、すべてプライバシーの保護を理由に『お答えできません』を繰り返していましたね。
日テレが、国分さんのコンプラ違反に該当しそうな事案を把握したのは、5月27日。そこから外部の弁護士に調査をお願いしたところ、やはり問題があることがわかり、日テレの『コンプライアンス憲章違反』に該当することから、局の判断として国分さんの降板を決めたそうです。国分さんに降板を伝えたのは6月18日で、国分さんは番組を降板することになったことに『申し訳ない』と語ったといいます。
また福田社長は、今回の事案は、あくまで『国分さん個人の問題』と説明。誰のプライバシーに配慮しているのかについては、『国分さん以外の、事案に関係した複数の人間』のようですが、それは番組関係者や日テレの関係者ではないと語りました」(芸能記者)
違反の内容に関しては触れずじまいだったものの、“刑事事件ではない”、“損害賠償を考えてはいない”などと明かした福田社長だが、国分が違反を犯した“時期”すら“語れない”とした福田社長に、集まった記者たちは次第にピリピリしたムードに。
「違反の内容がわからないだけに、各社とも質問のしようがなく、会見終盤となるころには、報道陣の間にあきらめに近いどんよりとした空気が漂っていましたよ。会見はテレビでも10分間のディレイで放送されましたが、ディレイさせる意味もなかったと思いますよ」(同前)
過去に、これといった不祥事もなく、模範的なアイドルとしてのイメージが強かった国分。そんな彼に発覚した、過去の「複数の重大なコンプラ違反」。その内容が、明らかにされる日は来るのだろうか。