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中村アン ばっちり“ママ役”姿をキャッチ 女優転身大成功も…演技を通じて募る“結婚願望”

新ドラマ撮影に臨む中村アン
黄色い帽子を被り、ランドセルを揺らしながら走る女の子を、優しい笑みを浮かべて見つめる姿はまさに母親そのものだ――。
6月上旬、都内の線路沿いで少女と電車を見つめて会話を弾ませていたのは女優の中村アンだ。目の前を通過した電車につられて少女が走り出すと、中村もその後を追って走り出した。
「7月6日にスタートする新ドラマの撮影ですよ」
と明かすのは制作会社関係者。
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「中村さんは『こんばんは、朝山家です。』(テレビ朝日系列)でGP帯全国放送ドラマで初主演を務めます。同ドラマでW主演を演じるのは俳優の小澤征悦さん。小澤さん演じる朝山家の父親役は売れっ子脚本家ですが、家庭をないがしろにする“残念な父親”。そんな夫が所属する事務所の社長で、母親役を中村さんが務めます。夫に対して不満が溜まり“キレる妻”として衝突を繰り返すものの、少しずつ家族の難題を乗り越えていくという心温まるホームドラマです。
結婚・子育て経験のない中村さんは、母親役のオファーに不安を抱えて監督に相談したようです。しかし、いざ撮影が始まると積極的に子ども役に話しかけるなど彼女なりに母親としてのイメージを深めている様子です。夫婦の喧嘩のシーンは膨大なセリフ量なので休憩中に小澤さんとセリフ合わせしていますよ。社長兼妻としてキレるシーンは“強い女性”を演じる機会の多い中村さんにはよく似合っています」
中村は2009年に芸能界入りすると、モデルとしてキャリアを積みながらバラエティ番組で注目を集めた。
「今でこそ女優として名のある中村さんですが、売れたきっかけはバラエティ番組で公言した毒舌&不潔キャラです。当時は『髪の毛を3日洗ってない』と不潔エピソードを明かして一気に話題になると、2015年に初出演した『ほんとにあった怖い話 夏の特別編』(フジテレビ系)を皮切りにドラマ10クール連続出演ほど売れっ子女優へと一躍スターダムを駆け上がりました。
着々と女優としてのキャリアを積んでいる中村さんは今年で38歳。日曜劇場『キャスター』(TBS系)でも母親役を演じたように、今後は“妻”や“母”を務めることも増えていくでしょう。それに合わせてプライベートでもそろそろ“家族が欲しい”と考えるようになったみたいです。実際、2024年12月に発売された雑誌『美ST』のインタビューでは《若い時は全然望まなかった結婚も、そろそろしたいと思うようになりましたが、自分が積み上げてきた軸も大切にしながら、1人より2人でもっと楽しく支え合える人がいたら喜んで、という感じです》と赤裸々な気持ちを明かしています。
中村さんは女優業で活躍するようになってからほとんど浮いた話がありません。ストイックに演技と向き合うことでこれほどのキャリアを積んできたわけですが、演技を通じて『ママになりたい』という思いも芽生えたということでしょうね」(同前)
“中村家”を築く日も近いのか。