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【事務所が見誤った“初動”】JO1・鶴房汐恩、オンカジ問題で今度は全面「活動休止」…“10日間自粛”にファンも苦言

JO1・鶴房汐恩(写真・公式サイトより)
6月20日、11人組ボーイズグループ「JO1」のメンバーである鶴房汐恩の“活動休止”が発表され、ファンの間で動揺が広がっている。
「鶴房さんの人生はこの1カ月で激変してしまいましたね。先月末、過去にオンラインカジノを利用していたことが判明。彼は『これからの僕の生き様で必ず信頼を取り戻してみせます』と“更生”を誓い、謝罪しました。
所属事務所・LAPONEエンタテインメントが課した活動自粛期間はわずか“10日間”。その処分の軽さについては疑問の声が出ていましたが、押し通したという形です」(芸能ジャーナリスト)
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6月10日には自粛を終え、活動再開を発表した鶴房だったが、わずか6日後には警視庁が賭博容疑で書類送検したと報じられた。翌17日には所属事務所が書面、そして本人が動画で謝罪をし、騒動の“鎮火”に努めていたのだが、やはりおさめることはできなかったというわけだ。
最悪の事態を迎えたことに、JO1のファン、通称“JAM”は一様に事務所に怒りをぶつけている。
《最初に反省した動画を出して 当面の間活動休止にしておけば ここまで批判もなく、鶴房もJAMも 今よりは苦しまなかったはず》
《鶴房の精神面守れない対応取ったのはラポネ》
《ラポネが初動から何もかも違う選択をしたことで鶴房すらも守れなかった》
《ラポネが汐恩を苦しめている》
LAPONEエンタテインメントの“初動の悪さ”について、芸能プロ関係者はこう語る。
「ファンは、所属事務所が最初に10日間というかなり短い自粛期間を下したことが火種となって、今回の“活休”宣言に至ったと考えているようですね。たしかに、どんな不祥事でも原則として、ファンが“そこまでしなくても”と感じるほどしっかりと反省した態度を見せることが大切でしょう。その点、事務所サイドの戦略的なミスであるのは間違いなさそうです」
さらに先の芸能プロ関係者は、彼が賭けていたとされる金額の大きさを踏まえた上でこう懸念を示す。
「オンラインカジノの違法性を認識していなかったとはいえ、彼はこれまでに約1500万円をつぎ込み、そのうち710万円を失ったとされています。これは単なる興味本位というより、かなりのめりこんでいる様子です。10日間の研修プログラムだけで本当に“再発”を防げるのかという課題もあるでしょう。
一度無期限の活動自粛を発表してしまうと、なかなか再開の時期が難しい。本人のメンタルも、かなり落ち込んでいるのではないでしょうか。こんなことになるのであれば、最初から半年なり、1年なり時期を明示しておけばよかったでしょう」
鶴房だけでなく所属事務所の信頼回復も必要みたい。