
コンプライアンス違反によって無期限の活動休止に追い込まれている国分太一。6月23日、TOKIOとグループエージェント契約を結んでいるSTARTO ENTERTAINMENTが、国分について「会見は予定していない」とコメントしていることがわかった。
「6月20日、国分さんのトラブルが発覚。同日午後に日本テレビの福田博之社長が緊急会見を開き、国分さんに複数のコンプライアンス上の問題行為があったと発表しました。
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国分さんがレギュラー出演している、同局人気バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』の降板も発表されました。問題行為については “プライバシーの保護” を理由に公表することはありませんでした。
この告知をうけ、株式会社TOKIOも、《本人とも協議の上で猛省を促すべく、6月20日付にて無期限で全ての活動を休止することといたしました。》と、活動休止と謝罪コメントを掲載。国分さんも公式サイトを通じて《期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます。》と声明を出しました」(スポーツ紙記者)
国分と言えば、現在はSTARTO ENTERTAINMENTと名前を変えた、旧ジャニーズ事務所の出身。一方、ちょうど同じタイミングで話題になっていたのが、かつて国分と同じ事務所に所属していた田原俊彦のハラスメントだった。
「6月15日放送のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)にゲスト出演した田原さん。そこで、生放送中に下ネタ発言を連発、さらに番組アシスタントを務めていた山本恵里伽アナウンサーの手を触るなどのセクハラ行為をおこない、リスナーから批判が殺到していました。
TBSも『行き過ぎた発言を行ったり、女性アナウンサーの手を指で触れたりする場面がありました』と、田原さんについて説明しています。
こうした事態を受け、22日、新曲リリースパーティーで田原さんは謝罪。『先週は僕が調子に乗りすぎた』『どうもすみませんでした』と田原さんらしい誠意を見せました」(同)
SNSでは、田原に対し、依然として批判も続いているが、一部からは「しっかり謝ったことは立派だ」と称賛の声もあがっている。なにかトラブルが起きた際、しっかりと説明するスタンスは、かねてからのことだという。芸能記者がこう語る。
「田原さんは、これまでも発言をめぐって物議を醸してきたことがあります。有名なのは、1994年2月、長女の出産報告会見の最後に『隠密にやりたかったんだけど、僕ぐらいBIGになっちゃうと、そうはいきませんてのが、よくわかりました』と発言。『うぬぼれるな!』という声があがり、テレビ出演の機会が激減しました。
しかし、批判を受けても、なにか問題が起きると、逃げずにマスコミを前に本人の言葉で説明をしてきました。この姿勢が功を奏し、難局を乗り越えてきたんです。
一方、公式サイトに謝罪コメントを掲載するだけで、理由を明かさず “潜伏” している国分さんは、復帰は難しいといわれています。事案の深刻さが違うと思われますが、先輩後輩で明暗がはっきりとついてしまった形となりました」
現在50歳の国分だが、いまでも先輩に習うことがあるのかもしれない。