【『鉄腕DASH』スポンサー激減報道】国分太一騒動で際立つ日テレの“悪手”…「寄せ集め再放送」増加の可能性も

 

　6月22日、TOKIOのレギュラー番組『ザ! 鉄腕! DASH!!』（日本テレビ系、以下『鉄腕DASH』）が放送された。メンバーの国分太一が不祥事による降板を発表後、初の放送となったが、騒動の影響が浮き彫りになっているようだ。

 

　国分に関しては、日本テレビが6月20日、国分にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを理由に、『鉄腕DASH』からの降板を発表。22日の放送は、テロップも含めて国分の降板には言及しなかったが、異変が見られたという。

 

「6月23日の『スポーツニッポン』によれば、前週の15日までは14社の企業が番組の提供欄に記載されていたものの、この日、提供テロップに表示されたのは6社のみだったと伝えられました。また、ACジャパンのCMが計5回流れたため、スポンサーが激減したと見る向きもあるようです」（スポーツ紙記者）

 

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　番組のスポンサーに不穏な気配が見えたことに関して、Xでは

 

《フジテレビの二の舞にならないように先手を打ったつもりの記者会見が逆効果だったようですね》

 

《あの日テレ会見を大いに納得するスポンサー、全国探せど、いるわけないに決まっとる》

 

《日テレ社長会見での「説明不足」もスポンサーの不安を買ったのも言うまでもないでしょうね》

 

《日テレの社長が会見したけど何も言えません、でも鉄腕ダッシュは続けます、これだと世間は納得しないよ。それはスポンサーも降り始めるし、このままだとスポンサーゼロ社で番組打ち切りだよね》

 

　など、日本テレビの対応を問題視する声があがっている。

 

　国分の活動休止が発表された20日、日本テレビの福田博之社長が記者会見をおこない、国分の降板について言及したが、疑問を持たれることになった。

 

「報道陣から、コンプライアンス違反に関する質問が飛びましたが、福田さんはプライバシーを理由に詳細を明かしませんでした。ただ、トラブルの内容がわからず、SNSでは“やる意味があったのか？”と厳しい声もあがっていました。

 

　日本テレビとしては、問題発覚後に先手を打って会見を開いたのかもしれませんが、具体的な経緯は不明な部分が多く、国分さんに関する憶測がネット上に出回るなど、かえって混乱を招いた印象を受ける人もいたようです。福田さんは、国分さん降板後も『鉄腕DASH』継続を明言しましたが、スポンサー側が一連の対応に反発したと見る向きもあるのでしょう」（前出・芸能記者）

 

『鉄腕DASH』は、城島茂、松岡昌宏、国分の現TOKIOの3人と、元メンバーの山口達也、長瀬智也を合わせて5人の番組として、1995年にスタート。国分の降板により、番組に出演するTOKIOメンバーは2人だけになってしまった。今後の番組は厳しいものになりそうだ。

 

「松岡さんが俳優業で多忙なこともあり、近年はSUPER EIGHTの横山裕さんやSixTONESの森本慎太郎さん、なにわ男子の藤原丈一郎さん、Aぇ! groupの草間リチャード敬太さんなど、STARTO ENTERTAINMENTに所属する後輩の出演が増えていました。

 

　ただ、森本さんは4月からSixTONESの冠バラエティ番組『Golden SixTONES』（日本テレビ系）がスタートし、藤原さんも7月期のドラマ『ロンダリング』（カンテレ制作、フジテレビ系）で主演を務めるなど、“助っ人メンバー”もグループや個々の仕事で多忙です。『鉄腕DASH』はロケの時間も長いので、個々の仕事と両立するのは難しいでしょう」（前出・芸能記者）

 

　日本テレビ公式ホームページによれば、次回6月29日は、「DASH島」と「DASHバーガー」を放送すると記載されている。どちらも番組で人気の企画だが、騒動による影響も垣間見えるという。

 

「22日には、『DASH海岸 超巨大生物大連発SP』が放送されましたが、こちらは過去に放送された回の秘蔵映像を中心に紹介されました。29日の『DASH島』も、未公開映像がメインになると思われます。当面は、過去に収録した映像の“寄せ集め”になる可能性もありますよ」（前出・芸能記者）

 

　11月で放送30周年を迎える『鉄腕DASH』だが、思わぬ苦難に見舞われてしまった──。