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STATRO社、ついに公式リセール開始も「先着順」「高額手数料」不便すぎるルールにユーザーの不満爆発

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記事投稿日:2025.06.24 20:55 最終更新日:2025.06.24 22:29
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
STATRO社、ついに公式リセール開始も「先着順」「高額手数料」不便すぎるルールにユーザーの不満爆発

25周年を記念した歌絵本を販売した嵐

 

 6月23日、STARTO ENTERTAINMENTのコンサートや舞台の企画・制作・運営を手がける株式会社『ヤング・コミュニケーション』(以下YC社)が、チケット販売の公式リセールサービス『RELIEF Ticket』を開始。公式HPで報告した。

 

「STARTO社はこれまで、所属タレントのライブチケットの転売について、さまざまな対策をしてきました。3月には、YC社の営業権を侵害するものとして、16件の転売出品に対して発信者情報開示命令が発令されたことを報告。厳しい法的措置を実施するなか、同時に公式リセールを立ち上げることも、すでに発表していました」(芸能ジャーナリスト)

 

 同サービスには、「やむを得ず公演に行くことができなくなった際、そのチケットを希望する方へ定価で安全に再販することができるプラットフォームです」と記され、「定価での販売」「定価での出品者とのやり取りは一切不要」などのメリットが記載されている。しかし、物議を醸したのは、設けられたいくつかのルールだった。

 

 

「リセール可能な期間は、公演5日前の11時から、公演2日前の11時59分。出品者本人が購入したチケットのみが出品可能となります。さらに、そのチケットは先着順での購入となります。さらに、出品も購入も手数料がかかり、その額は、出品側はチケット券面金額の10%、購入側はチケット券面金額の15%。さらに出品者には、リセール成立時に送金システム手数料として275円、購入者にはチケット金額の3%の決済システム手数料も加算される形になっています」(同前)

 

 これまで多数の高額転売が問題視されており、待望のリセール制度の開始となったものの、そのルールにファンはあ然。X上は不満の声が多数、あがった。

 

《先着順ですか? ネットパンク確定でしょう》

 

《手数料高すぎ、誰がリセールに出すん》

 

《ユーザー目線ではなく運用側メインで作られた仕様って感じ》

 

 これまでなかった仕組みに、大きな戸惑いが聞こえてくる。

 

 さらに公式サイトには、2枚連番のチケットの場合、1枚のみの出品はできないという旨も記載されている。それにも

 

《友達か自分だけ体調不良とかなったらリセール使えんのんかい》

 

 と、どちらか一方の不測の事態には使いにくいという声もあがっており、その不満はやまないようだ。

 

「システムの発表後、Xでは実際の使用者の声も多く届いているのですが、さっそく不正ログインされたなどのトラブルも報告されています。新たな仕組みは、まだまだ完璧とはいえないようです。たしかに、一般的なフリマサイトなどと比べれば、手数料は高額に感じられるかもしれません。しかし、サイトの維持費用などを考えればこれでもマイナスでしょう。細かなルールも、なるべく公平性を期するためだと思われますが、やはり不便だという声は多いです。

 

 実際に利用してもらえず、結局、転売が横行してしまっては本末転倒です。山積みな課題の解決が待たれます」(前出・芸能ジャーナリスト)

 

 試行錯誤は今後も続くーー。

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