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アナは書類送検、制作統括は逮捕“賭博不祥事”続く『ぽかぽか』フジ前社長の“肝いり番組”にささやかれる“清算”の可能性

送検される鈴木善貴容疑者(写真・梅基展央)
フジテレビ系のお昼のバラエティ『ぽかぽか』が崩壊寸前にあるという。
「6月24日、『ぽかぽか』のレギュラーだった山本賢太アナウンサーが、賭博の疑いで書類送検されたことが発表されました。2024年2月から、オンラインカジノで総額1250万円を賭けていたとみられています。山本アナは6月11日、過去にオンラインカジノに興じていたことが報告されて以来、活動を自粛していました」(芸能ジャーナリスト)
山本アナのオンラインカジノ関与判明のきっかけが、あろうことか『ぽかぽか』関係者だった。
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「6月23日、フジテレビのバラエティ制作部企画担当部長・鈴木善貴容疑者が、常習賭博の疑いで逮捕されたんです。2025年3月からわずか1カ月半の間で、およそ1億700万円を賭けていたとされます。鈴木容疑者は『ぽかぽか』を総合演出として支え、2024年7月以降は、制作統括として番組を実質的に取り仕切る立場でした」(同前)
そして6月24日、「鈴木容疑者が山本アナにバカラ賭博を教えていた」という衝撃の続報が飛び込んできた。Xでは、2人の不祥事が立て続けに発覚した番組に対して、こんな声が噴出している。
《フジテレビますますやばいし、ぽかぽか終わってしまうのかな》
《ぽかぽかどうすんの…お願いだから終わらないで》
《打ち切りしてほしい。犯罪蔓延番組。ぽかぽか》
番組継続を願う声から打ち切り要請まで、賛否両論が寄せられている。この番組の成り立ちそのものにも疑問符がつくと語るのは、ある芸能プロ関係者だ。
「『ぽかぽか』は2023年、フジの港浩一前社長の肝いりでスタートした番組です。港前社長が鈴木容疑者に番組立ち上げを命じ、始めさせたという経緯があるんです。港前社長は中居正広と女性社員のトラブルをきっかけに退任した、フジの“負のイメージ”を代表するような人物。ただでさえ風当たりが強いのに、今回、さらに致命傷になりかねない事態が重なったといえます」
フジテレビを取り巻く環境は激変している。6月19日には、フジなどが設置した第三者委員会による中居正広の「性暴力」認定を受け、清水賢治社長が被害に遭った元女性アナウンサーに直接、謝罪したと発表。6月5日には、トラブル発生時に対応した港前社長と大多亮元専務を提訴する方針が明らかになっていた。
「そんな旧経営陣が主導した『ぽかぽか』も“清算対象”と見なされる可能性がありますよね。少なくとも、打ち切り候補にあがった場合、反対してくれる“後見人”はいまや局内にいないわけです。『週刊女性』では、リニューアルや打ち切りの可能性がすでに指摘されています。同番組のスタッフはかなり肩身の狭いを思いをすることになるでしょう」(同前)
“ぽかぽか”した気持ちではいられない。