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TOKIO解散 城島と松岡は『ザ!鉄腕!DASH!!』で続投へ…国分フェードアウトでわずか2人でも番組継続の理由とは

6月25日、電撃解散を発表したTOKIO。31年間苦楽をともにした国分太一のハラスメント疑惑による無期限活動休止を受け、城島茂と松岡昌宏が話し合って決断した。平成期を彩った人気グループはあっけない終焉を迎えた。
同日、TOKIOのレギュラー番組だった『ザ!鉄腕!DASH!!』について、日本テレビは放送継続の方針は変わらないとコメントしたとスポーツ報知が報道。今後は城島と松岡が個人として出演を続ける方針だと明かした。
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「6月20日付けで国分さんが無期限活動休止。同時に、所属事務所でもあった株式会社TOKIOの副社長を辞任しました。その後、メンバー3人での話し合いがあったと明かし、『メンバーでお互いの意思を確認し合い、このような状態になった以上、グループ「TOKIO」として活動して皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断』したと発表しました」(芸能記者)
グループ名を社名とした株式会社TOKIOも、残務処理が完了次第、廃業となるという。城島と松岡は今まで業務提携をしていたSTARTO ENTERTAINMENTとエージェント契約を締結する方向とされる。一方で国分は完全なフリー状態となってしまった。
「日本テレビは、国分さんに関しては降板と明言していますが、城島さんと松岡さんは《継続しての出演をお願いしております》とコメントしているので、番組への出演は続く予定です。TOKIOと縁の深い福島県も《城島茂氏と松岡昌宏氏には解散後も変わらず福島県を応援していただきたい》と声明を発表しており、完全な“国分外し”状態になっています。ハラスメント行為に関しては自分がまいた種ですから、このままフェードアウトしていくことになりそうです」(同前)
X上では、残る2人へのエールが多い。
《城島と松岡と、後輩達と楽しく鉄腕ダッシュやってって下さい!!》
《城島と松岡が続けてくれるならこれに勝る喜びはない》
《推測でしかないけど城島、松岡をして「国分の復帰までTOKIOを続けて待つ」という選択はもう無かったんやろなぁ。幕切れがこれは残念やね》
オリジナルメンバーはわずか2人という状況でも、日本テレビが『ザ!鉄腕!DASH!!』を続ける別の理由もあるようだ。
「福島県はもちろん、自治体との連携などが多い番組なので、そう簡単に打ち切れないのでしょう。2023年には東京・都立明治公園の整備『東京の真ん中に100年続く森をつくれるか!?』という、のべ230日のビッグプロジェクトをおこなっています。この事業は東京都が推進している公園の整備・管理事業を民間に任せる公募設置管理制度を利用したもので、公園の管理には日本テレビホールディングスの100%子会社『日テレ アックスオン』を含む6社からなる企業グループが参加しています。ここまでくると、一番組の企画ではなく、日テレ全体が関わる大プロジェクトなんですよ。今後はTOKIOの2人が出演を続ける一方で多彩な後輩アイドルを次々と出し、“男性アイドルが頑張る番組”という方向へ舵を切るのではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト)
1人の男がいなくなったくらいではびくともしないプロジェクトというわけか。