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欅坂46「平手友梨奈」圧倒的な存在感を放ちつづける理由
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.03.04 16:00 最終更新日:2018.03.04 16:00
<世の中や人間の一生について、一口に君に説明することは、誰にだってできやしない>
歴史的名著を漫画化しミリオンセラーとなった『君たちはどう生きるか』の一節だ。この本が売れる状況こそ、欅坂46の平手友梨奈(16)が支持を集める要因だと社会学者の太田省一氏は分析する。
「今は特に社会の行く末が不透明で、人々の間に停滞感と不安があります。レールに乗って生きるより、すべて自分で決める時代。だから『個』で強く輝く彼女が注目されるのでしょう」
平手は2月7日、化粧品CMの発表会で、全治1カ月の右上腕三頭筋損傷の怪我から復帰を果たした。同CMでは自身のソロ曲『夜明けの孤独』が流れるなか、急流の川を歩く。
だが、平手は「川のシーンがけっこう過酷でしたが、楽しかった」とさらりと言ってのけた。
「昨年末の『紅白』では激しいダンスで過呼吸のような症状を起こしています。そこまで頑張るかと思わせるほどのパフォーマンスで、倒れるまで自分の表現を貫く姿が共感を呼びました」(前出・太田氏)
過酷な時代にあってもそれを楽しめる強烈な個性は、過酷な芸能界でも圧倒的な存在感を放ちつづける。
(週刊FLASH 2018年2月27日号)