ちゃんみなプロデュースHANA ラッパーの“ディスり合い”に巻き込まれ本音吐露　音楽業界激震の“NENE騒動”とは

 

　女性ラッパー・ちゃんみなのLIVE『AREA OF DIAMOND 3』が7月7日最終日を迎え、4月にデビューしたガールズグループ“HANA”が登場。デビュー配信曲『ROSE』を披露し会場を大いに沸かせた。

 

　歌唱後には彼女たちからファンに向けてそれぞれメッセージを発信。その中でメンバーYURIのメッセージが“泣ける”と大反響を呼んでいる。

 

「メンバーYURIさんは自身のMCで

 

『人から言われて傷つく言葉もあったり、でも結局は人の言葉に救われて助けられてっていう毎日を送っていました。

 

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　結局はどんな事があっても皆さんが暖かく見守ってくれるし、ちゃんみなさんやSKY-HIさんもいつも近くにいてくれる方が私たちに愛情を注いでくださっているからこそ私たちはこうやってステージに立つことができています』

 

　と語りました。このメッセージには最近、彼女たちをめぐって起きている“NENE騒動”へのコメントだとファンは理解したようです」（スポーツ紙記者）

 

　そもそも“NENE騒動”とはなんなのか。

 

「女性ラッパーのNENEさんが、突如としてHANAの楽曲について、自身のリリックや映像の発想を真似していると発言をし始めたんです。その流れからNENEさんは自身の楽曲のなかで、HANAのプロデューサーであるちゃんみなさんや、SKY-HIさんまで痛烈に批判しました。

 

　SKY-HIさんは“1度だけ相手をする”とNENEにラップで応戦しましたが、NENEさんは納得がいかず未だ事態は収拾がついていません。不満のある相手に対して“ディスる”曲を発表し、互いに文句を言い合うというのは“ビーフ”といってヒップホップの世界では当たり前の文化です。HANAはNENEさんとちゃんみなやSKY-HIのビーフに巻き込まれたという形ですね」（音楽ライター）

 

　お互いのファン同士も過熱しており、HANAへの誹謗中傷は今も少なくない。こうした事態に早急な対策が求められている。実際、X上では

 

《BMSGはいい加減いきすぎた誹謗中傷は訴えろよ。アーティストファースト掲げてんならもっと目に見える形で守ってくれ》

 

《誹謗中傷で良くない方向に行ってしまう人が多いこの時代に、デビューして数ヶ月の若くて才能しかない彼女達に心無い言葉を浴びせるのは絶対に間違ってる》

 

「ある意味、ディスり合うことが文化のひとつであるヒップホップの世界と、アイドル的なガールズグループが交わってしまった結果起きてしまった混乱という印象です。ただ、HANAを応援している人たちからすれば迷惑な話でしょうね。なんとか着地するといいのですが……」（前出・音楽ライター）

 

　8月からは自身初のファンミーティング『HANA 1st FANMEETING HANA with HONEYs』をスタートさせるHANA。様々な壁を壊し、大きな“HANA”を咲かせて欲しいものだ。