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石橋貴明と岡村隆史がお笑い番組の審査員をやらない理由

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.03.08 20:00 最終更新日:2018.03.08 20:00

石橋貴明と岡村隆史がお笑い番組の審査員をやらない理由

 

 3月1日放送のニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』に、お笑い芸人のとんねるず・石橋貴明が出演。ナインティナインの岡村隆史とともに、お笑い賞レースについて語っていた。

 

 視聴者から「M-1グランプリ、R-1グランプリ、キングオブコント、THE W、どれかの審査員をやるとしたら、どれを選ぶか」という質問について、こう答える石橋。

 

「審査員、やらないですよ。笑いは審査するものかい? 実際、1位になったからその人が売れる? 2位くらいの人が売れちゃったりするわけじゃん。点数つけるもんじゃないよね」

 

 しかし、石橋は『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)というオーディション番組からデビューしている。だが、審査員たちに高く評価されたわけではなかったと、過去を振り返る。

 

「(審査員の)京唄子さんとか、鳳啓助さんとか、米丸さんには、たぶん(自分たちのネタを)わかってもらえてなかったもんね。

 

 そんな方たちに、18歳の部室でやってるようなことをやってもそれは無理だよね。『猪木のタコ揚げ』なんつって、『何を言ってんだ? この子たちは』って」

 

 つまり、企画や大会での評価の良し悪しは、本質的には意味がないということか。しかし、とんねるずを高く評価してくれた人たちもいたという。

 

「だけど、タモリさんと赤塚不二夫さんだけは、『なんだかわかんないけど、面白いよ』って。あのふたりの褒め言葉で調子に乗ってしまった、ということなんで。

 

 だから、人の笑いを(評価する)って難しい。自分が他人の笑いを評価するほどの人間じゃないから。やる技量がありません」

 

 岡村も、大会の審査員のオファーが来たとしても、「僕は絶対やらないです」と同意。

 

「自分にそんな腕があるのか? って思ってしまうから。みんな面白いし、『こっち側の人が面白かった』って、やっぱりよう言わんなと思って。

 

 テレビを見て、勝手にプライベートで審査して『こっちが面白かったな』と思うぶんにはいいですけど、やっぱりそういうの(審査員)はようせんなって思って」

 

 お笑い大会の審査員は固辞するふたりだが、『みなさんのおかげでした』『めちゃめちゃイケてるッ!』(ともにフジテレビ)の企画で、数々の芸人が売れるきっかけを作ってきたのも事実。

 

 もしこのふたりから「面白い」と評されたら、かつて石橋がタモリと赤塚に褒めれたことと同様、勇気づけられる若手は多いだろう。

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