女優の大竹しのぶが、3月1日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演。番組では大竹にまつわる都市伝説を紹介し、本人がその真偽について語った。
まずは、かつて『笑っていいとも』(フジテレビ系)で取り上げられた「火傷の演技をすると、実際に火傷が顔に浮かび上がった」という伝説について。
大竹は「舞台稽古をやっていたら、本当に(顔が)ブワーって赤くなって、ただれちゃった。化粧品にかぶれただけかもしれないけど、そういうことがあった」とし、「結核の役をやったときは、血痰みたいのが出てきた。若いときは(役を)思い込んでるからね」と明かす。
続いて、故・蜷川幸雄氏が生前語っていたという「台本が覚えるのが異常に早く、駐車場からリハーサル室に入る間に覚える」という伝説。
「(これだけ聞くと)すごい嫌なやつですよね。覚えるのはすごく早い。もともと私は学校行きながら朝ドラとかやっていたので、『ここで覚えなきゃいけない』って集中力が(発揮された)。切羽詰まってからじゃないとやらない一夜漬けタイプ」
ちなみに大竹は、台本は基本的に声に出さず目で見て覚えるのだという。
続いて美容家・早野實希子氏から「少年役を演じて体も少年になった」との伝説が紹介される。
早野氏によると、大竹が60歳で舞台『にんじん』の少年役を演じ始めてから、腰回りが一回り大きくなった。さらに、うつ伏せになるとお尻が浮き、内股になって股間をかばうような動きになったという。
大竹は「本当なんです。14歳の男のコの役を去年やって。早野先生のところに行ったら、『変なこと言っていいですか? 異物が体にあるみたい』って」と説明。そのとき「ここですか?」と大竹が股間を指さしたところ、早野氏は即座に頷いたという。
少年を演じ、下半身まで男の子になってしまうという展開に、出演者たちは「どういうこと? 何を言っているかわからない」とパニックになっていた。
番組では「見えない異物が体内にある感覚が(ちゃんと)ある」と力説していた大竹。女優魂もここまでくるともはや奇跡である。