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『ドッキリGP』やす子の “失礼態度” 物議で番組の「質の低下」に不満続出…過去には「人気芸人」大けがで厳しい目

やす子
8月2日、バラエティ番組『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』(フジテレビ系)で、お笑い芸人のやす子がドッキリを仕掛けられた。放送後、やす子の言動が波紋を呼ぶこととなり、あわせて番組の “質の低下” に厳しい目が注がれている。
問題となったのは、「絶体絶命! 坂上忍から預かったワンちゃんが逃げた! 大捜索ドッキリ」。やす子が坂上忍の愛犬のトイプードルを預かったところ、ロケ中のやす子に代わって犬を見ていた番組スタッフが目を離した隙に、逃げ出してしまうというものだった。
「エキストラやスタッフに対するやす子さんの態度が物議を醸してしまったのです。犬を飼っていないにもかかわらず、犬を連れて歩くおじいさんを見たという情報を聞いたやす子さんは、その男性の家に事情を聞きに行きました。
男性も街の人に扮したエキストラの1人でしたが、やす子さんは初対面の相手に対し、犬を盗んだと決めつけ、『犬飼ってないのに、いるって聞いたんですけど!』と、強い口調で迫る場面があったのです。
また、不注意で犬を逃がしたスタッフに対して、『お前ら、バカ3人衆じゃん』などと非難していました。坂上さんの大切な犬が逃げた焦りもあったのだと思われますが、SNSでは『失礼な態度』と、厳しい声があがってしまったのです」(芸能記者)
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やす子の “失礼態度” が思わぬ波紋を呼んだが、Xでは
《まずこの企画自体が最悪 犬を飼ってる身からしたら必死になるのは当たり前万が一事故にでも合ったら…こんなドッキリ気分悪い》
《あれはドッキリGPの企画が悪い 質が悪いのは笑えないさ》
《今回は企画がひどすぎた 多くの人を傷付けず、演者や芸人がおいしいドッキリをやってくれるのがGPのいいところなのになぁ》
など、企画内容に不満を抱く声があがっている。
「ドッキリとはいえ、『動物が行方不明になる』という設定を不謹慎に感じる人も多かったようです。また、あわてるやす子さんをMCの東野幸治さんや小池栄子さんが笑う場面もあり、違和感を持たれたのだと思われます。今回の件で、番組の “質の低下” を懸念する向きもあるようです」(前出・芸能記者)
2018年にスタートした『ドッキリGP』は、「ドッキリを知り尽くした芸能人」が仕掛け人となり、さまざまなドッキリを考案するコンセプトでスタートした。「timelesz」の菊池風磨や「Snow Man」の向井康二など、番組内で注目を集めたタレントも少なくない。ただ、近年は危うさが垣間見えていたようだ。
「高級焼き肉と飼い主を犬の前に配置し、どちらかを選ばせる企画をおこなったところ、SNSでは『犬がかわいそう』と疑問を抱く声が続出。
また、着ぐるみがターゲットに緑色の液体を吐きかける『秒でげろっくまくん』では、2024年11月に『タイムマシーン3号』の山本浩司さんが液体で足を滑らせ、ろっ骨を骨折する事故が起き、物議を醸しました。
この企画は2025年4月にも放送され、ターゲットが座った状態で液体を噴射する形にして、改善が見られました。しかし、噴射する液体の勢いが強く、かけられた人たちが苦しそうに顔をゆがめていたため、復活後も企画の内容に厳しい声があがっていたのです。
放送開始当初に比べて、笑えないドッキリが増えたように感じる視聴者も多いようです」(前出・芸能記者)
仕掛けられるタレントやお茶の間が笑顔になる企画を期待したいが……。