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宮崎美子、24年ぶりの連ドラ主演にファン歓喜…過去に語っていたデビューのきっかけ「水着CM」で心配していたこと

宮崎美子(写真・共同通信)
女優の宮崎美子が、10月11日スタートの『介護スナック ベルサイユ』(東海テレビ・フジテレビ)で24年ぶりに連続ドラマの主演を務めることが、8月25日に発表された。
「もともとは単発ドラマでしたが、反響が大きかったので連続ドラマになりました。
宮崎さんが演じるのは、要介護認定の方ばかりが集う、『介護スナック ベルサイユ』のママさん。店内では、点滴を打ったり、脈を測ったり、リハビリをする“客”もいます。
そして『飲めば会いたい人に会える』という“魔法のワイン”を提供してくれます。それを飲んだ客は、これまでの人生を振り返り、胸に秘めた思いを語り始めるという、ヒューマンファンタジーのドラマです」(芸能記者)
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この発表に対し、X上では
《連ドラ化希望の声多かったと思う》
《面白かった作品だから見たい》
《楽しみすぎるー》
といった歓喜の声が広がっている。
宮崎は今年、デビュー45年を迎える。デビューのきっかけは熊本大学法学部3年生のときに、「週刊朝日」の表紙モデルになったことだった。カメラマンは故・篠山紀信氏。
直後、宮崎は篠山氏を通じて、ミノルタのCMに出演する。糸井重里氏が作詞した『いまのキミはピカピカに光って』の音楽に乗り、恥ずかしそうにジーンズを脱ぎ、ビキニ水着になる姿は注目され、話題になった。
その時のことを、宮崎は2022年6月に本誌のインタビューで、戸惑いも含めて「(撮影は)サイパンなので、水着になるのは自然で当たり前ですが、その姿(CM)がお茶の間に流れると少し違う印象に見えてしまうのではないかと心配になりました」と語っている。
「宮崎さんは、お子さんがいるお茶の間で水着になるCMが流れることで、その場が『気まずい空気』になることや『男性の好奇の対象になること』の危惧を語っていました。
全国放送されたCMの反響は宮崎さんの想像をはるかに越えましたが、なぜか地元の熊本ではCMがほとんど流れていなかったようで、大学内では話題にならなかったそうです」(取材した記者)
就職活動を目前にした宮崎は、ジャーナリストを目指して地元テレビ局への就職も考えていたが、CM出演をきっかけにテレビドラマのキャスティングが決まり、芸能界に「就職」することになったという。
宮崎は本作の出演で《共演した諸先輩方の素晴らしいお芝居を間近で観ることができて『やっぱり凄い』と思いました》と公式サイトでコメントしている。どんな「介護スナックのママ」を見せてくれるのか、楽しみだ。