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「チケット高すぎ」の悲鳴が噴出 令和ロマン Kアリーナ公演を発表も、最前席は「オードリーの約10倍」

「令和ロマン」髙比良くるま(左)と松井ケムリ
キャパ2万人超を誇るKアリーナ横浜での単独ライブ開催を発表していたお笑いコンビ「令和ロマン」が、9月2日、YouTubeで生配信を実施。国立競技場付近の会場から、約500機のドローンを使ったド派手な演出で、改めて東京の夜空に同ライブを告知した。
「『【緊急】祝31歳!令和ロマンくるま、史上最大の大生誕祭!』とのタイトルでおこなわれた生配信では、松井ケムリさんだけが1人で登場。戸惑うケムリさんを尻目に、夜空にはドローンによる、くるまさんの顔が出現。ケムリさんが、ドローンのくるまさんとしばし漫才を続けたあとで、重大発表として、『2026/5/16開催』単独ライブの日程が浮かび上がりました。
さらに『チケット発売開始』の文字のあと、夜空にはQRコードが浮かび上がり、これをスマホなどで読み込むと、単独ライブのオフィシャルサイトに飛んで、抽選応募に申し込むことができるという、凝りに凝った演出でした。ここで、くるまさんがようやく姿を現し、ドローンによるド派手演出はすべて“自腹”であることを明かし、『(チケットを)売らなきゃヤバい』『お金ヤバい』などとコメント。いろんな意味で、ケムリさんを驚かせていました」(芸能記者)
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2人が2016年に出会ってから10年目となる“節目の年”の単独ライブ開催を華々しくぶち上げた令和ロマンだが、驚くべきは、そのチケット代だ。アリーナ前方確約の、最も高い「SSロマン」席はなんと10万円、次の「Sロマン席」(アリーナ確約)が3万円、続く席種が1万5000円、1万円となっている。
かなり強気とも思えるチケットの価格設定に、X上では、
《令和ロマン単独チケットばか高い外タレぐらいする》
《令和ロマン単独の1番高いグレードのチケットが10万て凄いな 強火のオタクからは、お金をしっかり取れる事を理解しているな》
《令和ロマン単独チケット、ガチファンの友達に一緒に行こうと誘われたニワカの私には行くか迷うお値段ですね。ガチファン友人も高いって言ってるけど》
など、チケットが高すぎるとの悲鳴が噴出している。芸能ジャーナリストが語る。
「そもそも会場のKアリーナ横浜は、2023年に開業した新しい施設で、国内外の有名アーティストたちのライブがおこなわれてきた会場です。そんなKアリーナを会場に選んだことも驚きですが、最も高いグレードの席が10万円というのは、さらに驚きです。
箱の大きさだけでいえば、たとえば、オードリーは2024年2月18日に東京ドームで『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』を開催していますが、このときのチケット代はアリーナ席で12000円、スタンド席で10000円でした。また、2024年は横浜アリーナ、2025年は11月3日に約37000人のキャパを誇るさいたまスーパーアリーナで開催される霜降り明星の粗品さんが主催のイベント『チンチロ』は、前売りのチケット料金が7777円と発表されています。
これらと比べてみても、令和ロマンの単独ライブの価格設定がいかに強気な設定かがわかりますよね」
オンラインカジノを巡る騒動で、2025年4月にくるまが吉本興業を退所してから初となる単独ライブで、大きな勝負に出た「令和ロマン」。前人未到のM-1グランプリ2連覇の偉業に続けて、2026年5月16日を伝説の日にできるだろうか。