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視聴者から「理解不能」と怒りの声も…『24時間テレビ』→翌日に「大食い」プログラム放送の構成に寄せられる批判

有吉弘行
9月1日に放送された『有吉ゼミ』(日本テレビ系)に思わぬ批判が生じている。その理由は8月30日から31日にかけて放送された『24時間テレビ』(同系)だった。
「今年の『24時間テレビ』はチャリティーパートナーを務めるキンプリことKing & Princeの髙橋海人さんが体調不良により急きょ出演を取りやめに。髙橋さんがプロデュースと出演するダンスパフォーマンス企画はトラジャことTravis Japanの松田元太さんが代役を務めました。チャリティーランナーはSUPER EIGHT・横山裕さんが務め、見事105kmを完走しています」(スポーツ紙記者)
多くの感動を呼んだ『24時間テレビ』だが、X上ではこんな批判の声も聞かれる。
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《あのさ24時間テレビで鉄腕DASHやイッテQ、世界まる見えが自粛で潰れる中、何で有吉ゼミの大食い一味だけ依怙贔屓されるの? そもそも偽善番組の後に大食い迷惑行為とか理解不能…》
《有吉ゼミって見てるけど、どうせ買わないのに視聴者は何を見せられてるんだろ24時間テレビのマラソンと言い見てて「?」が付くテレビばかり》
こうした声が寄せられる理由は、1日の放送タイムテーブルにあると語るのは放送作家だ。
「『24時間テレビ』翌日となる1日は、19時から『有吉ゼミ』の2時間スペシャルが放送。番組では、ギャル曽根さんを筆頭とした“大食い企画”が行われました。そののち、21時からはドキュメント特番『完全密着! 横山裕24時間マラソンの裏側〜子供たちのために走った真夏の挑戦!〜』が放送されたのです。
“流れ”だけ見れば、24時間テレビに関連した構成の中に、『有吉ゼミ』がねじ込まれたような状況。“24時間テレビの影響で放送できない番組もあるのになぜ『有吉ゼミ』が……”という声が生まれるのも不自然ではありませんね」
有吉は日本テレビでレギュラー番組を持ちながら、もともと『24時間テレビ』とは距離を置いてきたと前出の放送作家が続ける。
「有吉さんが『24時間テレビ』に出演するのは基本的に“深夜帯”に限られていました。というのも、有吉さんは日曜の夜20時から生放送のラジオレギュラー番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)に出演しており、ここで加山雄山さんのモノマネで『サライ』を歌い上げるのが恒例の流れでした。チャリティ番組を“イジる”内容のため、加山さんと有吉さんの“共演NG”が取り沙汰されたこともあります」
同じチャンネルを見続ける視聴者の気持ちが理解できなかったのだろうか。