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日テレ、3時間超「グルメ特番」発表も「飽きた」ネットに集まる拒否感…それでもやまぬテレビ局“グルメ頼り”

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記事投稿日:2025.09.12 13:00 最終更新日:2025.09.12 14:54
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
日テレ、3時間超「グルメ特番」発表も「飽きた」ネットに集まる拒否感…それでもやまぬテレビ局“グルメ頼り”

大型グルメ番組のMCを務めるヒロミ

 

 日本テレビが、9月23日の夜8時から放送する『THEグルメDAY』3時間スペシャルが話題となっている。ナインティナインとヒロミがMCを務め、全8番組が参加する大型グルメ特番だが、連日のグルメ番組ラッシュに視聴者からは「食傷気味」との声もあがっている。

 

「番組には、『有吉ゼミ』『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』『ぐるぐるナインティナイン』『秘密のケンミンSHOW極』『沸騰ワード10』『満天☆青空レストラン』『メシドラ』『ZIP!』といった、日テレを代表する8つの番組が参加します。

 

 

 さらに、22年ぶりに復活するグルメ番組『モグモグGOMBO』では、かつてMCだったヒロミさんと林家正蔵さんが再びタッグを組みます。

 

 また特別企画として、『ぐるナイ』の人気コーナー『グルメチキンレース・ゴチになります!』の全メンバーが『オモウマい店』で史上最安値となる『ゴチ』に挑戦します。ほかに、風間俊介さんと爆笑問題・田中裕二さんの弾丸空港メシ旅、ギャル曽根さんの食べ放題ツアーなど、各番組のコラボ企画がオンエアされる予定です」(芸能記者)

 

 スタジオには総勢23人のゲストが集結し、グルメをめぐるハプニング映像やクイズで盛り上がる内容になっているという。この大型特番について、芸能プロ関係者は日テレの戦略を分析する。

 

「『THEグルメDAY』はタイトルからして、大型音楽特番『THE MUSIC DAY』をイメージしているのでしょう。自分の局の人気番組を総動員して、同じテーマで視聴者を釘づけにする手法です。今回は3時間ですが、好評であれば次回から、より長時間化する可能性もあります」

 

「食」は音楽以上に幅広い層にアピールできるコンテンツだが、Xでは

 

《何故、どの放送局もグルメ番組をするんだろう もう飽きた》

 

テレビ番組っていつもグルメばかり。 さすがに飽きるな》

 

 と、“胸やけ”を訴える声も聞かれる。

 

「すでに地上波では、日テレに限らず、ほぼ毎日のようにグルメ番組が放送されており、チャンネルをつければ誰かが必ず何かを食べています。“飯テロ”というように食欲をかきたてられる一方、豪華な食事を見せられることに辟易している視聴者も少なくありません」(前出・芸能プロ関係者)

 

 なぜこれほどグルメ番組が多いのか。テレビ局関係者がこう明かす。

 

「グルメ番組は低予算で制作できるうえ、スポンサーがつきやすいんです。とくにコロナ禍以降は、費用を抑えたい局側の事情もあって、グルメ番組が急増しました。しかし、もはや飽和状態を超えているという指摘もあります」

 

 かつてテレビのタイムテーブルには、さまざまなジャンルの番組があった。

 

「ゲームやコント、ドキュメンタリー、時代劇などがありましたが、いまはグルメ番組が主流です。他局と“同じこと”だからこそ、後れをとる失敗もない、という考えが根底にはあるようです」(同前)

 

 新しいことにチャレンジしなければ、テレビ離れは進むばかりだ。

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