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うるとらブギーズ『キングオブコント2025』悲願の初優勝なるか!オリエンタルラジオと同期なのに「いまでも会うと、ドキドキする」

うるとらブギーズ佐々木崇博(左)と八木崇
9月11日に配信された『キングオブコント』公式YouTubeで、決勝進出を果たした10組が発表されました。過去最多となるエントリー数3449組のなかから選ばれたのは、しずる、ロングコートダディ、ファイヤーサンダー、うるとらブギーズ、や団、青色1号、ベルナルド、元祖いちごちゃん、トム・ブラウン、レインボー。
なかでも筆者が注目するのは、4年ぶり4回目のファイナリストとなった、うるとらブギーズ・佐々木崇博さん、八木崇さんです。2人は決勝進出が4年ぶりとなったからか、予選中に縁起を担いでいた話を記者会見でしていました。
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佐々木さんは「僕ジンクスがありまして、サウナが好きなんですけど、予選の前に気合入れてサウナに行くと、その次の日に落ちちゃうジンクスがあったんですよ」と発言。そこで今回は、結果発表前にしずる・池田さんからサウナに誘われたものの、断ったことで決勝に進めたので、サウナだけに「非常に熱い」結果となったと喜んでいました。
すると池田さんが佐々木さんのコメントに対して「整ったんじゃないですか」とサウナ用語で追随して笑いを誘い、満足げな様子。
八木さんは「奥さんが毎年カツ丼を作ってくれてたんですけど、決勝に行けなくなって作ってくれなくなったんです。でも、昨日、家に帰ったらカツ丼が作ってあったんですよ!」とコンビそろって、げん担ぎが実を結んだことを明かしていました。
筆者は以前、うるとらブギーズが10回目の挑戦で初めて『キングオブコント』のファイナリストになった2019年にお話を伺っています。
芸歴21年の彼らの同期にはオリエンタルラジオ、トレンディエンジェル、はんにゃ、フルーツポンチといった、当時からすでに世に知られているコンビが多数いました。
佐々木さんは「僕らは鳴かず飛ばずで、華々しい同期とからむことも、そんなになかったんですよ。オリエンタルラジオとは15年間で4回ぐらいしかしゃべったことがないです(笑)。3年前に藤森と同期5人ぐらいで1回飲みに行きましたが、すごく緊張しました(笑)。いまでも会うと、ドキドキします」と吐露。
過去10年間、毎年『キングオブコント』に挑戦してきた2人の思いは両極でした。八木さんは準決勝で敗退すると「また1年間バイト漬けの生活が続くのか」と思って落ち込んみました。しかし、佐々木さんは親からいまだに毎月8万円の仕送りをもらい余裕があるので、準決勝に行けたことが楽しいと言うのです。
仕送りもそうですが、佐々木さんのご両親の愛情はかなり深いようで、「親が単独ライブのたびに、僕らの顔入りのまんじゅうや、クリアファイルを作ってくれて、それをお客さんに配ってます」といった様子だそう。
10月11日に生放送される『キングオブコント2025』(TBS系)に向けて、佐々木さんはサウナを控え、八木さんは奥様のカツ丼を食べ、芸歴21年にして悲願の初優勝を果たすことができるのか。そして、うるとらブギーズがチャンピオンになった暁には、ぜひとも佐々木さんのご両親に優勝記念グッズを作ってもらいたいものです。