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「ちょっとイラっとした」上戸彩、“大沢たかお祭り” へ苦言で論争勃発…芝居のネットミーム化に懸念されていた危うさ

女優・上戸彩
9月14日、女優の上戸彩がトークバラエティ番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した。SNSで流行した “大沢たかお祭り” に苦言を呈し、論争が勃発している。
毎回、さまざまなジャンルで活躍する3人がトークを展開する同番組だが、今回は大沢たかお、上戸、映画プロデューサーの松橋真三氏が出演した。
「大沢さんと上戸さんは、9月26日公開の映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』で共演しています。大沢さんは役作り、上戸さんは仕事と子育ての両立、松橋さんはヒット作を生み続けるための仕事観などを語りました」(スポーツ紙記者)
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番組終盤、大沢がプライベートであまり変装しない話題で盛りあがっていたところ、上戸が「思い出したから一個言っていいですか?」と切り出し、「大沢たかお祭りはどう思ったんですか?」と質問した。
「“大沢たかお祭り” は、2019年からシリーズ化されている映画『キングダム』で大沢さんが演じたキャラクター『王騎将軍』の画像に “子育てあるある” などのキャプションを添えて投稿するネットミームです。
5月には、大沢さんがInstagramのストーリーズで、パソコンの画面を見ながら笑う写真に『祭』のスタンプを添えて投稿したことで、本人もこの話題を楽しんでいるのではないかと注目を集めました。
ただ、上戸さんは『私、あれが流行ったときに、やっぱり私は大沢さんを知ってるので、ちょっとイラっとしたんですよ』と、苦言を呈したのです。この話題を快く思わなかったのか、『私は見るのやめたんです』とも話していました」(芸能記者)
大沢は「喜んでるっていうわけでもない」と前置きしつつ、「世のお母さんたちが、僕の王騎将軍のいろんな表情を使って、自分の日常の思うことを、つらいこととかいやなことを笑いに変えているって、それも1つのエンターテインメントだし……」と発言した。
ただ、上戸が “大沢たかお祭り” に見解を述べたことに関して、Xでは意見が分かれているようだ。
《ひとつひとつの言葉に役者大沢たかおへの特大リスペクトを感じて好きだった》
《上戸彩の好感度がめっちゃ上がった。世間に迎合しない強さ好き》
といった、好意的に受け止める声があがっている。しかし、一方で、
《なんか、やっぱり上戸彩て少し気難しいのかしらね》
《上戸彩がちょっとイラッとしたってのにイラッとしたわ》
など、不満を抱く声も見受けられ、論争が勃発しているのだ。
「大沢さんのことをよく知る上戸さんとしては、真剣に挑んだ芝居をSNSでネタのように扱われることに思うところがあったのでしょう。ただ、ネット上で盛り上がる話題に苦言を呈したことで、水を差されたように感じる人もいたのだと思われます」(前出・芸能記者)
“大沢たかお祭り” は、5月のゴールデンウィークに大きな話題になり、大沢本人が反応したことで多くの人に認知されることになった。ただ、この事象には危うさも見られていた。
「元ネタとなる大沢さんの『キングダム』の画像は、動画配信サービスなどで鑑賞した際に、各場面をスクリーンショットなどで保存したものもあると思われます。
こうした画像に対し、著作権侵害に該当する可能性が高いことを懸念する向きもあったのです。今回、大沢さんは “祭り” に対して否定的な印象を持っていないことを明かしましたが、『喜んでいるわけではない』と慎重な発言もしており、やはり立場上、積極的に推奨はしていないのかもしれません」(前出・芸能記者)
身近な映像作品にも著作権が存在することを忘れてはならない。