エンタメ・アイドル
timelesz、日テレ初の「冠レギュラー」に早くもゴールデン昇格の期待…明暗分けたキンプリの「昼固定」冠番組

「timelesz」の菊池風磨
timeleszの快進撃が止まらない。10月からスタートする日本テレビ初の冠レギュラー番組『timeleszファミリア』について、早くもゴールデンタイム昇格への期待が高まっている。
一方、対照的な編成方針が浮き彫りになっているのが、同じく日テレで放送されているKing & Princeの冠番組『キントレ』だ。
関連記事:【運営に直撃】timelesz、チケットリセールで公式が「タイプロ落選者」を“テスト載せ”で批判殺到!「個人情報流出」も発覚でSTARTO社渾身の“転売対策”も空回り
「9月11日におこなわれた同局の番組改編説明会で、『timeleszファミリア』のプロデューサーが、“ファミリア” の意味について、“親しみ” “身近” といった、timeleszが持つ空気感が含まれるほか、『長い間、多くの人に成長を見守られながら、番組と一緒に、愛されるグループを築き上げていきますように』という想いも込められていると説明。
さらに将来的な構想として、『ゴールデンに持っていくつもり』と明言し、『国民的スターになるお手伝いをできたらと思っています』と話していました」(芸能ジャーナリスト)
オンエアは毎週月曜24時29分からだというが、これにも狙いがあるという。
「2010年から10年間放送されてきた嵐のゴールデンレギュラー番組『嵐にしやがれ』の前身番組『嵐の宿題くん』は、毎週月曜23時58分からの30分番組でした。
日テレの月曜ゴールデン・プライム帯は『有吉ゼミ』から始まり、『世界まる見え!テレビ特捜部』『しゃべくり007』『月曜から夜ふかし』と、視聴習慣の強い人気番組が並ぶ曜日。
そのような強力な枠に『timeleszファミリア』を配置したのは、『嵐の宿題くん』のように、深夜からスタートしてゴールデンへとステップアップしていく流れを再現したい、という狙いがあるのかもしれません」(同)
timeleszのメンバーは目下、『ニノさん』や『ザ!鉄腕!DADH!!』と日テレの番組に定期的に出演。この露出戦略には賛否あるが、これも初の冠番組のゴールデン昇格を見据えてのものだろう。
対照的に厳しい状況が続いているのが、King & Princeの『キントレ』だという。これについて芸能プロ関係者が語る。
「同番組は2023年7月、土曜13時30分の昼枠にスタートしたのですが、2年経ってもゴールデン昇格の気配がありません。前番組『King & Princeる。』は当初5人体制で始まったもので、ゴールデン特番が放送されたこともありました。
しかし、その後、神宮寺勇太さん、平野紫耀さん、岸優太さんが揃ってグループを脱退。正直、今の2人体制では視聴率的な限界もある。また『King & Princeる。』時代から地方のネット局も減少しています。これも番組の影響力低下を象徴しているといえるでしょう」
永瀬廉と髙橋海人の相次ぐ熱愛報道も、番組編成に少なからず影響を与えているとみられる。
「永瀬さんは浜辺美波さんとの交際が報じられ、髙橋さんも有村架純さんとの熱愛が続いていることが話題となりました。浜辺さんはそれぞれ東宝芸能、有村さんはフラームという、多くのタレントを抱える大手プロダクション。
有力事務所との付き合いを考えた場合、テレビ局としてはキンプリの番組運営に慎重になっているのかもしれません」(前出・芸能プロ関係者)
『timelesz ファミリア』がゴールデン昇格を果たせるかは、初回から数カ月の視聴率推移にかかっているとみられる。一方、キンプリの『キントレ』も、2人体制でのさらなる魅力を打ち出せるかが生き残りの鍵となりそうだ……。