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マツコ・デラックス『5時に夢中!』野立て看板企画にダメ出し連発で視聴者閉口「スタッフに同情する」ネットもため息

マツコ・デラックス
9月14日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、マツコ・デラックスが番組の企画に対し厳しい意見を連発。視聴者から批判の声があがっている。
「2025年4月に放送20周年を迎えた番組が、節目の企画として、道路などでよく目にする“野立て看板”の設置企画をスタートさせました。千葉県の広告会社の協力のもと、都心から少し離れた神奈川の小田原、平塚、川崎市宮前区、千葉県の銚子、酒々井(しすい)、夷隅郡(いすみぐん)といった6つの候補地が検討され、一度は夷隅郡に決定しかけました。
ところが、ここでマツコさんが『もっといろいろ見てみません? もう1回、場所選びからやろう』と、いきなり振り出しに戻してしまいました。そこで新たな候補地を提案したものの、やはりなぜか『ごめんなさい』と、首を縦に振りませんでした」(芸能記者)
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その後も、あれこれ理由をつけては反対し続けた結果、企画スタートから3カ月を経て、ようやく、横浜にある「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」の駐車場の出口付近に設置することが決定。看板デザインに関しては、マツコの「『5時に夢中!』って書かないで、『運転気をつけて』と、さりげなく書いたほうがいい」というアドバイスを取り入れたという。
「設置後、現地から、番組でもおなじみの肉乃小路ニクヨさんが生中継でリポートしました。完成した看板は、番組MCの垣花正さんと大島由香里さんをモチーフにしたイラストに『5時に夢中!』と『運転注意』という文字を組み合わせたデザインでした。垣花さんがサッカーボールを追いかけて道路に飛び出す少年、大島さんが運転する自動車の絵となっていたのですが……」(同前)
完成したデザインを見るや、マツコは「これ、ウケ狙いなの?」「シャレも効いてない」「『運転注意』って言い方、なんか上からじゃない? 私は『運転気をつけて』って言ったのよ」と、ダメ出しを連発。続いて「いったい、誰が責任者なの? 誰が決めたの、最終的に」という発言でスタジオが凍りつき、中継先のニクヨは沈黙する事態となった。さらにマツコは「横浜のヤンキーに集まってもらって、思い思いの絵を描いてもらったら? ヤバいマーク描きまくれ!」と言い放った。
マツコの言いたい放題にX上ではこんなコメントが。
《せっかく完成した野立て看板に文句を言いちらすマツコが不快》
《何立ててもマツコに文句言われるだろうから100%を最初から目指して無い感でスタッフに同情する》
また、これまで何度も企画の進行を妨げるような発言をしてきたマツコに対して、
《完全にマツコ氏1人のせいだと思うよ あの回だけで決定できたのにこの人がアレコレ言うて長引いた 相手の都合も考えず》
《マツコさん、野立て看板に関しては口出ししちゃアカン 色々決まっている所があかんくなる》
など、暴走をいさめる声も見られた。芸能プロ関係者はこの一連の騒動について、こう語る。
「展開をおもしろくしようと、あれこれ口出しして引っ張ったマツコさんなりのエンタメだとは思いますが、やや裏目に出でしまった形です。野立て看板を制作するという企画そのものが、どこまでおもしろいものなのか、“ツッコミ役”としてマツコさんが立ち回ろうとしたのでしょうが、うまく番組サイドが受け止めることができず、視聴者からは単なる“悪役”に見えてしまいました」
今回、看板にかけた予算は60万円。3カ月という時間をかけた企画だったが、果たしてどこまで、番組をPRできたのだろうか。