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武井壮「語りたいけど呼ばれねーし」東京開催の世界陸上めぐって恨み節…SNSでは「思い上がりにもほどがある」反発も

武井壮
34年ぶりに東京で開幕した『東京2025世界陸上』(TBS系)。スペシャルアンバサダーを務める織田裕二の復帰が大きな話題となるなか、番組に呼ばれないことへの不満をあらわにした武井壮の発言が物議を醸している。
「9月14日、武井さんは自身の公式Xを更新し、《あー、世界陸上語りたいけど 番組には呼ばれねーし 毎回ストレス笑笑》と、“恨み節” ともとれる内容をポスト。さらに《また面白そうなとこ山ほどあんのに!!同時配信ライブしかないか!笑》と続けていました」(芸能ジャーナリスト)
武井が世界陸上の番組出演を “熱望” する理由は、アスリートとしての華麗な経歴にあるというのはスポーツライターだ。
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「武井さんは、1997年、日本陸上競技選手権大会の十種競技で優勝。とりわけ100m走ベスト記録の10秒54は、2015年まで、十種競技・100mの日本最高記録でした。
その後もマスターズ大会で活躍を続け、2013年にはブラジルの世界マスターズ陸上競技選手権大会の男子200m決勝で銅メダル、2014年には4×100メートルリレーでマスターズのアジア新記録および日本新記録を樹立、2015年のフランス・リヨンでの世界マスターズ陸上では、日本代表として金メダルを獲得しています。
陸上競技以外でも、野球・ボクシング・ゴルフなど多くの競技を経験。2021年6月から約1年半、日本フェンシング協会の会長も務めていました。
こうした豊富なスポーツ経験が “語りたい” という思いの原動力となっているのでしょう」
武井は、15日にも同じくXで、世界陸上について言及。《世界陸上 スターターが号砲鳴らすの遅過ぎる》という分析を展開し、《現役時代、色んなタイミングで号砲を鳴らす練習をして、遅い号砲には、腰を上げる速度を遅くして合わせる技術で合わせられるようにもなった》と、自身の経験を織り交ぜてコメント。
だが、そんな華々しい競技実績をもとにした専門的な解説に対し、X上では
《普段の口汚い物言いからして、こんな場所に呼ばれたいって思い上がりにも程がある》
《幾ら詳しかろうと需要が無いんだよ》
といった辛辣な声が相次いだのだ。「世間からの批判的な反応には、武井さんの日ごろからの言動への不信があるのでは」と語るのは芸能プロ関係者だ。
「今年7月、自身の結婚願望を語る際、『いい牝馬を募集しております』と、女性を “馬” にたとえた発言で物議を醸した武井さん。昨年11月には、頻発する芸能人の不倫報道について『不倫不倫うるせえなあもう 馬鹿みたいに人の性行為だの交際だの追っかけてよ』と、過激な物言いで怒りをぶつけ、批判を浴びたこともあります。
武井さんのスポーツの専門知識は確かですが、こうした過激な発言が問題視されているのは間違いありません。
とくに『世界陸上』は、オリンピックに並びうる世界的なスポーツの祭典です。よりクリーンな人選が求められるのは間違いないでしょう。
だからこそ、織田裕二さんや “清純派” として知られる今田美桜さんがアンバサダーとして呼ばれているわけです。発言のリスクを考えると、武井さんの本格起用は難しいということではないでしょうか」
だが、武井は完全に同大会から弾かれたわけではない。9月16日夕方から国立競技場の特設ステージで開催される「TOKYO FORWARD 2025 for 世界陸上」イベントに出演する予定となっているのだ。
ファンからは《少しの時間だけど世界陸上に壮さんが、携われて良かったです!》とエールが送られており、“限定的” ながらも世界陸上に関わることができた形となったようだ。
「武井さんにコアなファンがついているのは間違いないですから、ご自身で提案しているように、動画の生配信などを通じて “勝手に解説” するのはありでしょうね。専門的で忖度ナシの過激なコメントを求めている人たちは一定数いるわけですから」(同)
織田裕二よりも “武井派” だっているに違いない。