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「なんなの、これ?」細木数子さんの“養女占い師” ネトフリドラマ化に困惑も「今さら」「因果応報」ネット冷ややか

2004年、『幸せって何だっけ』(フジテレビ系、2008年終了)の制作発表に臨む細木さん
2021年に亡くなった人気占い師・細木数子さんの半生を、Netflixがドラマ化することが発表され話題となっている。だが、継承者である“娘”がドラマに対して複雑な心境を明かしたことが波紋を広げている。
「9月12日、Netflixが、細木さんの波乱万丈な人生を描いたドラマを2026年に世界独占配信すると発表。細木さんを演じるのは戸田恵梨香さん、また作品タイトルは『地獄に堕ちるわよ』であることも発表されました」(芸能記者)
このドラマ化について不満を漏らしたのが、細木かおりだ。かおりは、伯母にあたる細木さんに養女として迎えられ、同じく占い師として活躍中。数子さんの著書『六星占術』シリーズも、2020年度版から彼女が著者として引き継いでいるというのだが……。
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「Netflixで母の半生が描かれることを知ったかおりさんは、同じく12日自身のYouTubeチャンネルで、『タイトルが“地獄に堕ちるわよ”って……なんなの、これ?』と困惑。続けて、『自分の母がダークヒーローって、どうなんですかって。来年まで、胃が痛くなっちゃいますね』と苦笑していました」(同前)
約2年前にはNetflixからドラマ化するという連絡は受けていたものの、詳細は知らなかったようだ。
「続けて彼女は、制作に対する家族の立場についても説明。『私たちには“やめてください”っていう権限がないから。“フィクションですから”って言われたら、そうですか…って』と複雑な胸中を吐露していました」(同前)
だが、そんなかおりの動揺ぶりに、ネット上ではこんな反応が。
《なんなの、これ?って 本人が言った言葉だよ》
《本人がさんざん『地獄に落ちる』って他人に言ってたのを知らないのかな。因果応報って、こういうことなんじゃないの?》
《地獄に落ちるわよで売れたんだから今さら》
といったツッコミが寄せられている。芸能プロ関係者はこう語る。
「これは数子さんが生前に使っていた“決め台詞”です。相談者に対し、『〜しなければ地獄に墮ちる』というニュアンスで使っていました。ほかには、『アンタ死ぬわよ』という言葉を平気で言っていたことも人々の記憶に残っています。
こうした歯に衣着せぬ占いが人気を博し、ブームのピークには『ズバリ言うわよ!』(TBS系)、『幸せって何だっけ 〜カズカズの宝話〜』(フジテレビ系)という2本のゴールデンレギュラーを担当。いずれも高視聴率を記録していました」
この芸能プロ関係者は、細木さんと、かおりの関係についても触れた。
「かおりさんは、数子さんの妹の長女として誕生した血縁上の“姪”。家庭の事情で3歳まで数子さんのマンションで生活し、実の母親のような存在でした。2016年に正式に養子縁組をおこないましたが、これは数子さんから『自分のお墓を継承してほしい』と頼まれたからとされています。
そんなかおりさんが、『地獄に堕ちるわよ』というフレーズを知らないはずはないとは思うのですが、やはり“母親”を描く作品名が汚された、ふさわしくないと思ったのでしょう」
そんなかおりも自身のYouTubeでは、『ズバリ言うわよ!』という亡き母のヒット番組をそのまま拝借。同じようにタレントの運勢を年表で辿りながら鑑定するという番組を配信しているのだが……。