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『8番出口』の“歩く男”河内大和が釜山映画祭参加を報告「怖くてすごい」ファンも恐れおののいた“役そのもの”スタイル

河内大和
9月17日、韓国・釜山で釜山国際映画祭のオープニングセレモニーが開催された。1995年に始まったこの映画祭はアジア最大規模を誇り、例年10月におこなわれるが、2025年は1カ月早い開催となった。期間中は映画上映やトークイベントなどが催され、国内外の著名人の参加が注目を集めている。
注目作のひとつが、日本の実写映画『8番出口』だ。ホラーやスリラーを中心とした「ミッドナイト・パッション部門」に選出されている。
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「2023年に、インディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATEさんが個人制作でリリースし、世界的ブームを巻き起こしたゲームを実写映画化した作品です。公開初日の8月29日から9月15日までの18日間で、観客動員数220万人、興行収入は31億円を突破(興行通信社調べ)と大ヒットしています。主演の嵐・二宮和也さん、監督の川村元気さんとともに、劇中のキャラクター“歩く男”役の俳優・河内(こうち)大和さんらがオープニングセレモニーでレッドカーペットに登場し、会場を盛り上げました。
河内さんは劇中そのままの風貌で登場し、現地でもひときわ注目を集めていました。映画ファンだけでなく、SNSユーザーからも《スクリーンから出て来た感じ》《足音が聞こえてくる》といった声が寄せられ、作品の世界観を鮮やかに再現したパフォーマンスとして話題になりました」(映画誌ライター)
河内は、自らの公式Xで《釜山国際映画祭、参加してきました》と報告し、歩く男に扮した姿を投稿。フォロワーからは、
《この画像見ただけで引き返したくなるの草》
《もう本当怖くてすごい笑》
《まさか!そのままのスタイルで来るとは!!》
といった声が寄せられた。
「こうしたユーモアのあるPRは、映画祭ならではの楽しみです。オープニングセレモニーから観客に映画の空気を体感させ、上映前の期待を高める効果がありました。河内さんは舞台俳優として2000年から活動しており、2015年には故・蜷川幸雄さん演出の『ヴェローナの二紳士』に出演し、近年では2021年、野田秀樹さん率いるNODA・MAP『THE BEE』にも出演してきた実力派です。2023年に放送された日曜劇場『VIVANT』(TBS系)でドラマに初出演しましたが、今後も映像作品への出演が増えていくかもしれません」(芸能ジャーナリスト)
河内は上映前あいさつに、二宮や川村監督とともにも登壇していた。上映イベントを機に、映画の熱気はさらに広がりそうだ。