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世陸“卒業宣言”織田裕二 後任に名が上がる駅伝経験者も「安易なレベルじゃない」恐縮…再評価される「表現力」とは

『世界陸上』は織田裕二の代名詞の一つだ
「次は2年後の、中国北京での開催です。私はテレビの前でビール片手に楽しみます。たくさんの感動をありがとうございました」
9月21日に放送された『東京2025世界陸上』(TBS系)の最後の最後、改めて今大会で“卒業する”と宣言した織田裕二。1997年から2022年まで25年間、番組のメインキャスターを担当し、2022年で1度は番組を卒業。34年ぶりの東京開催となった今大会で、3年ぶりに番組アンバサダーに復帰しファンを喜ばせたものの、やはり本当に“最後”となりそうな織田に対して、その功績を評価する声と卒業を惜しむ声が続出した。
芸能界やスポーツ界からも織田に関する投稿が続くなか、日本大学在学中に陸上部の主将をつとめ、箱根駅伝にも2度出場した経験を持つ俳優・和田正人の熱いメッセージが注目を浴びている。
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「和田さんは9月20日に自身のXで、同日放送の『情報7days ニュースキャスター』(TBS系)に出演した織田さんが『もうやらないですよ。これで本当に卒業します』と宣言したことを伝える記事を貼りつけ、
《ぜっっったいに嫌!! 実家みたいに、俺は普段はいないけど、いつでも戻ってくるよくらいの余裕でいて欲しい!! そんなん誰も許さへん!! #世界陸上 を世界一伝えられるのは #織田裕二 さんだけです!!》
と投稿しました。これに対して、俳優のマギーさんが《オダさんからワダくんへ。タスキは渡されたんちゃう?》とコメントすると、和田さんは《よく織田裕二のつぎは和田正人みたいに言われることあるんですけど、そんな安易なレベルじゃないんですよ、織田裕二さんの世界陸上の表現力は》と返し、アンバサダーとしての織田さんの魅力を評価しました」(スポーツ紙記者)
和田のポストに、X上では、
《おっしゃる通り 世界陸上の応援アンバサダーは織田裕二以外には考えられない こんなに安心感があり存在感のある応援アンバサダーはいない 熱い応援、選手の解説も完璧 やめるなど絶対に許さない》
《本当にそうです!体力の限界なら、毎日出なくても良いから、織田さんには残って欲しいです! 織田裕二さんを批判する人は誰がアンバサダーになろうが批判しそうだし。選手の方々も織田さんだから、ほんわかした感じでインタビューに答えてくれてる所がとてもよかったのに》
《世界陸上=織田裕二なんだから、もう諦めてまだまだやってほしいです》
など、和田の意見に賛同する声が多数寄せられている。
「ときに感情を爆発させたりすることで『暑苦しい』などと、イジられることも多かった織田さんですが、その熱量で、陸上にそれほど興味のなかった人たちを世界陸上に振り向かせてきた功績は、誰もが認めるところです。和田正人さん同様、織田さんの貢献度は、アスリートたちからも評価されていて、2000年シドニーオリンピック・女子競泳日本代表の萩原智子氏は、9月21日にXで《すごくすごく勉強をされて…めちゃくちゃ陸上を愛して…最後は素直な言葉で表現される織田裕二さんは唯一無二の存在 また次も熱く語る姿が観たいです!素敵な中継をありがとうございました》とポストし多くの賛同を集めました」(同前)
『情報7days ニュースキャスター』出演時、一緒に出演したアンバサダーの今田美桜から「本当に選手のみなさんも織田さんへの愛があるから、それがすごく伝わってきて。やっぱり織田さんがいる世界陸上がみんな大好きなんだなとみんなから伝わってきました」と言われると、織田は「いやいや、ありがとうございます。お叱りの言葉もちゃんとあることを踏まえて、体力の限界! 楽しいうちにやめたい」と語った。
ファンの間では「織田裕二がいたから世陸を観ていた」という声も多い。本当に、これが最後になってしまうのだろうか。