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バカリズム「バブアピール」女子を「生理的にダメなんです」一刀両断…名脚本産む観察眼に視聴者共感

バカリズム
9月21日、人気お笑い芸人のバカリズムが特番『ちょっと聞いてよ!ぐちバカリ』(MBS・TBS系)にMCとして出演。そこで語られた意見に、多くの人がシンパシーを感じたようだ。
「バカリズムさんと、女優の山口智子さんがMCを務めたこの番組は、ゲストが抱える日々のモヤモヤを語り合ったり、視聴者から寄せられたさまざまなモヤモヤするエピソードをアニメで紹介したりする内容でした。そのなかで、バカリズムさんが苦言を呈した場面がありました。
番組の後半、『同期女性のバブアピール』が紹介されました。『バブアピール』とは、飲み会などで『女子に甘えている姿』を間接的に男性に見せることで、男性からの庇護欲、好感度を狙うアピール行為をしている女性と説明されていました。この『バブアピール』女子に出演者は盛り上がるなか、バカリズムさんは『髪の毛つかんで引きずり回したくなる。生理的にダメなんです』と、嫌悪感をあらわにしていました。
さらに『子どもができて、さらに……。子どもって本当のかわいさじゃないですか。それを見ちゃってから、かわいく振る舞おうとしてるやつを見ると、本当に気持ち悪い』と語り、出演者から『“何もできない”という雰囲気がかわいいのでは?』との声が上がると、バカリズムさんは『何もできないわけないじゃん。電車乗ってここに来てるのに、って思っちゃう』と切り捨てました」(芸能記者)
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Xには
《むちゃくちゃわかるぅぅwwバブアピール》
《わかるー! バカリズムさんのこういう言い方好き!》
など、共感する声が多数、見られた。
「近年、バカリズムさんは脚本家としても活躍しています。自身のブログをもとに、脚本・主演を務めた2017年4月期放送の連続ドラマ『架空OL日記』(日本テレビ系)では『第36回向田邦子賞』を受賞。2023年放送の連続ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)は『東京ドラマアウォード2023』でグランプリと脚本賞を取っています。
彼の脚本の特徴のひとつが、視聴者が共感するような登場人物たちのリアルな日常会話で、とくに女性の気持ちをうまくくみ取ったセリフや会話が支持されています。一部では『宮藤官九郎を超える』という批評もあるほどです。そんな、女性への観察眼がこの番組でも生かされたようで、共感を呼んだのでしょう」(前出・芸能記者)
「バブアピール」エピソードは、次回作の脚本に生かされるか?