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「一瞬、死んだと思った」野田洋次郎 特殊効果の“爆風”直撃でやけど…前例から見る“あわや大事故”の演出

《最後の曲頭で特効の爆発を直撃で食らって本気で一瞬死んだと思った》
9月21日、千葉県でおこなわれた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025」の最終日に出演したロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎が、自身のXに、そんなポストをして話題となっている。
「野田さんはXで《ロッキン最終日ヘッドライナー務めさせてもらいました サイコーだった!》と切り出すと、ファンに感謝を伝えたあと、冒頭のポスト。ステージ中にライブや大規模なイベントの演出などで使われるパイロ(特殊効果用煙火)の直撃をくらったようで、《喉焼けて、鼓膜飛んだと思った 幸い火傷何箇所かですみました。今痛いのは手だけ。ずーっとアチい、。。でも生きてる!よかった。》と告白しました。
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さらに、野田さんは《映像で観てて心配してる人もいるのではと思ったので一応伝えておきます。(ちなみにロッキン側のミスとかではなくこちら陣営の連携ミスです)スタッフとはきちんと反省会します。》と投稿。その後、スタジオに入っていると明かし、改めてファンへの感謝をつづりました」(スポーツ紙記者)
野田の衝撃の告白に、X上には、
《真正面で全部見てしまったけど怖かった 洋次郎が煙を吸ったのか、吐いたのか火がブワッて 最後まで歌ってくれて、ありがとう たぶん目も痛かったよね》
《手を押さえていたのが遠くからも見えたのですが、あれは特効だったんですね……お大事になさってください……!》
《前方でみてたけど、口から煙出てたから、すごく、心配だったけど、そのまま、歌い上げてたので、プロ根性感じました!》
といった声のほか、複数のパイロがステージ上空に派手に打ち上がった映像とともに《まじで6列目で目撃して洋次郎終わったと思った》とポストするユーザーも現れるなど、野田の容態を心配する声であふれた。
「幸い、その直後にスタジオに入って音録りをしていたようなので、野田さんは軽傷で済んだようですが、演出のためとはいえ“爆風”の直撃を喰らったわけですから本人は怖かったでしょうね。
実際、パイロをめぐるアクシデントは、海外のライブでも何度か起こっています。有名なところでは、世界的ヘヴィメタルバンド『メタリカ』のボーカル、ジェイムズ・ヘットフィールドの一件です。ジェイムズは1992年、カナダのモントリオールのオリンピックスタジアムでのライブ中、誤ってパイロが爆発するエリアに足を踏み入れてしまい、左腕や顔に大ヤケドを負いました。当然、ライブは中止となり、ジェイムズは病院に緊急搬送されましたが、幸いにも17日後にはツアーに復帰しました。
また、日本公演も行っているオーストラリアのポップロック・バンド『ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー』のギタリスト、マイケル・クリフォードは、2015年、ロンドンでのライブ中に、後頭部にパイロが直撃。医師による処置を受けたマイケルは大事には至らなかったものの、ライブが中断になっています。
今回の野田さんも、大事には至らなくて何よりですが、特効による演出は一歩間違えば、こうしたアクシデントと隣り合わせなだけに、《もう火は使わないでほしい》なんて声もあがっていますね」(音楽ライター)
特効によるド派手な演出はライブの醍醐味だが、くれぐれも事故だけは起こらないようにしてほしいものだ。