エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

【自民・茂木氏の子ども食堂訪問】「どっさり食べ物持って行くのが筋じゃないの?」女性シンガーソングライターが“手ぶら訪問”に喝

エンタメ・アイドル
記事投稿日:2025.09.23 20:54 最終更新日:2025.09.23 21:11
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
【自民・茂木氏の子ども食堂訪問】「どっさり食べ物持って行くのが筋じゃないの?」女性シンガーソングライターが“手ぶら訪問”に喝

シンガーソングライターの柴田淳氏(本人のXより)

 

 9月21日、自民党総裁選候補の1人である茂木敏充氏が、東京・江戸川区の子ども食堂を視察。子どもたちとカレーを食べたほか、食堂側から自身の70歳の誕生日を祝ってもらうサプライズをされる動画などがXで拡散されたが、茂木氏が、食堂を手ぶらで訪問したことや、子どもたちに誕生日を祝わせたことに非難が集中している。

 

 シンガーソングライターの柴田淳は、9月22日、自身のXを更新。茂木氏の手ぶら訪問に、

 

《普通こども食堂に行くなら、どっさり食べ物持って行くのが筋じゃないの?》

 

 

 と投稿。このポストには多くのユーザーの共感の声が寄せられ、9月23日21時現在、316万回のインプレッションを記録する注目度となっている。柴田のポストのコメント欄には、

 

《資産1億円以上の人が誕生日でもないのに誕生日ケーキを普段満足に食べれない子達を支援するこども食堂に行くこどもからもらって喜ぶ図 日本の首相に手を挙げてる人》

 

《馬鹿だから、手ぶらで行ってケーキまで作らせる迷惑なジジイ なぜこども食堂が必要なのかが、わからんのかね?》

 

《子ども食堂の大人たちは何を思っていたんでしょう。ケーキを買ってきたのは誰なんでしょう?あのジジィは何しにいったんでしょう?疑問だらけです》

 

 など、茂木氏の取った行動に批判が殺到している。

 

「そもそも『子ども食堂』とは、地域住民のボランティアやNPOなどが運営し、経済的に厳しい子育て家庭の食を支援する施設です。子どもが一人でも安価または無料で利用できます。茂木氏はそうした場を手ぶらで訪れた上にカレーを食べて、さらに2週間以上も先の自身の誕生日を子どもたちに前祝いさせるという、まったくもって意味不明なパフォーマンスを公開したわけです。

 

 仮にも自民党総裁選の候補の1人でありながら、一体、誰得なのかわからないこの訪問には、一般ユーザーからも批判が殺到。芸能界では柴田さんだけでなく、宝塚出身で女優の毬谷友子さんも、Xで茂木氏を非難。毬谷さんは、食堂側のハッピー・バースデイ・トゥ・ユーの音頭の中、女の子が持ってきたケーキのロウソクを茂木氏が吹き消す動画を貼り付けたうえで、

 

《茂木敏充 さん こども食堂っていうのは、裕福な子ども達が通うスクールではない事を知っていますか?お腹を空かせた子供達のため、民間がボランティアで始めた施設です。普段ケーキなんか食べられない子供達です。 誕生日でもないのに、こんな事をして恥ずかしくないですか?》

 

 と、茂木氏の行動を問題視しました。こちらのポストにも多くの反響が寄せられています」(芸能記者)

 

 これほど批判の声が殺到するのには「子ども食堂」のあり方をめぐる議論が関係していると、社会部記者は指摘する。

 

「『子ども食堂』は2012年に大田区の青果店の店主が始めたことがきっかけとされています。それ以来、この活動は瞬く間に全国に広まりました。もちろん、地域の人々が協力しあって子どもを支えていくのは素晴らしいことですが、そもそも、助けを必要とする子どもたちにまず手を差し伸べるべきは政治であるはず。裏を返せば、これほど『子ども食堂』が広がったのは“国や政治家が助けないから”とも言えるのです。にもかかわらず、能天気に視察に訪れた茂木さんは、あまりに感覚が麻痺しているといえそうですね」

 

 当の茂木氏は、自民党総裁選の告示日となった22日、他の4候補者と同様に届け出をおこなったが、これで国民の心を掴めると思っているのだろうか……。

続きを見る
12

今、あなたにおすすめの記事

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る