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「個人的には不愉快極まりない」北村総一朗、ネット上の死亡説に言及…ブログで見せていた89歳の現在とは

北村総一朗(写真・共同通信)
御年89歳のレジェンド俳優、北村総一朗に、ネット上で死亡説が流布したという。突然降りかかったあらぬ誤情報に、本人が9月22日、ブログで口を開いた。
「北村さんはこの日、《オラは死んじまっただ。》と題し、ブログを更新。YouTubeショートを見ていたところ、北村さんの死亡情報が流れてきたといい、《ご丁寧にも、2023年6月20日に心不全と死亡日と病名まで書かれている》としました。
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北村さんはこの珍現象を見た感想を《今ここに居る私は誰だろう。個人的には不愉快極まりない》《私が亡き後、世間はこうした映像を、今私が見ている様に当然の事として受入れるだろう》と言い表していました。
そして、最後には《これは私だけの問題ではないのです。メディアやSNSの世界は正に玉石混淆なのです》と大御所らしく注意喚起していました」(スポーツ紙記者)
これにはXでも《玉石混淆。まさにその通り》《北村総一朗氏は89歳でこの文章を書いていると知り驚いた》《『死亡説』って…マジ『失礼』だと思う》などとさまざまな反応が寄せられていた。
今月25日の誕生日で90歳になる北村は、今でも精力的に情報発信をおこなっている。
「北村さんは、フジテレビ系の『踊る大捜査線』シリーズや、映画『アウトレイジ』などに出演してきた名バイプレーヤーです。
2013年にステージ4の前立腺がんと診断され、摘出手術を経て、翌年に現場復帰。さらに、2023年5月には膵臓に8mmの腫瘍が発見され、同年7月に重粒子線治療を受けるなど闘病生活を送ってきました。
高齢なこともあり、最近の出演はそこまで多くありませんが、ブログではふだんの生活ぶりを写真つきで頻繁に載せています。
今回の投稿の2日前には、千葉県稲毛市の病院に行き、久しぶりにMRI検査を受けたと報告していました。何枚もの写真を掲載しており、闘病生活を続けながらも、元気そうな様子がうかがえました。
5〜6月に公演された舞台『フツーの生活 長崎編』については、ブログで《最後の演出作品》と語り、劇団を退団したことも明かしました。『死亡説』が流れた北村さんですが、現実はまったく異なるようですね」(同)
演技をしている姿を待ち望んでいるファンも、多くいるはずだ。