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「TOKIOの後継者」はSixTONESなのか 「JRとのコラボ」「アーティスト志向」共通点で期待されるグループ継承の道

4月から始まった『Golden SixTONES』(番組公式サイトより)
9月24日、人気アイドルグループ・SixTONESが「JR東日本」のキャンペーンに起用されたことが発表された。10月1日から始まる東北新幹線とのコラボキャンペーン『Enjoy! SixTONES, Enjoy! ShinKANSEN.』では、今回書き下ろされた新曲『Shine with U』の他、東北新幹線車内で楽しめる限定音声コンテンツも展開されるという。
さらに、10月1日から2026年3月31日までは、同楽曲が発車メロディにアレンジされ、東京、上野、大宮の各駅の新幹線ホームで使用されるという。
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発表後、Xには「東北新幹線」、「発車メロディ」などがトレンド入り。ファンからの喜びも感じられるが、目立ったのは“先輩グループ”との比較だった。Xではこんなコメントが投稿されている。
《やっぱTOKIOの跡継ぎはストなんだなぁ》
《JR東日本、新幹線とコラボとか、TOKIO兄さんの系譜やん》
《SixTONESすごい。東海と東北は違うけどTOKIOの後継者じゃん。》
同じく新幹線とのコラボキャンペーンをおこなっていた、SixTONESの先輩グループ、TOKIO。TOKIOの場合は「JR東海」とのコラボで、同グループの楽曲『AMBITIOUS JAPAN!』が20年もの間社内チャイムとして使用された。こうした経緯から、「SixTONESがTOKIOの後継者」と見るファンも多いようだ。
こうしたファンの期待を、芸能ジャーナリスト・竹下光氏はこう解説する。
「同じジャニーズ事務所(当時・現STARTO ENTERTAINMENT)から『Snow Man』と2020年1月に同時デビューした『SixTONES』。音楽制作に積極的に関わるなど“アーティスト志向”と言われ、音楽番組などを中心に出演してきました。当初は『Snow Man』の方がバラエティ番組への出演も積極的で一般視聴者からも認知され、支持されていたようにも感じますが、最近は『SixTONES』も『Golden SixTONES』(日本テレビ系)やコント番組『ワロタ!』(プライムビデオ)などに出演するなど、幅広い年齢層の人から応援されるようになってきています」
一方のTOKIOは、2018年に山口達也が強制わいせつ容疑で書類送検されたことを機に脱退、2021年には長瀬智也が脱退。そして2025年、国分太一が「重大なコンプライアンス違反」を犯したことをきっかけに、芸能活動休止に追い込まれ、6月25日に解散している。
「TOKIOが出演してきた人気バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)では、芸能活動休止に陥ったTOKIOのメンバーだった国分さんが離脱。その穴を埋めるように、SixTONESのメンバー・森本慎太郎さんが出演したことも。TOKIOもバンドグループとしてフェスに参加するなど、“アーティスト志向”と言われていましたし、JR東海のキャンペーンに長年にわたって関わってきていました。こうした共通点から、TOKIOの後継はSixTONESと考えるのも、自然な流れかと思います」(前出・竹下光氏)
SixTONESのコラボ楽曲も、TOKIOと同じく長年親しまれるものになるだろうか。