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“クワマン”こと桑野信義、インスタで激ヤセ姿公開 イケオジ化の陰にがんとの闘いの日々

“クワマン”こと桑野信義(写真・本人Instagramより)
「ラッツ&スター」のメンバーで、『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)などへの出演で知られるトランペッター・桑野信義の近影が話題となっている。自身のInstagramで、かつての体型とは一変、激ヤセ姿を披露しているのだ。
「9月20日更新のインスタでは、知り合いの音響スタッフさんと仲良さそうに肩を組み、片手にトランペットを持つ桑野さんの写真が公開されました。ターコイズブルーのシャツに白いインナー、サングラスをかけ、蓄えた口ひげも印象的ですが、なんといっても驚きなのが、スリムでダンディな姿を見せていること。
23日には、ラッツ&スターのメンバーである鈴木雅之さんの69回目の誕生日を祝うファンクラブイベントに参加した時の写真も投稿。ストライプのベストを着用した桑野さんは、やはりシャープな顔立ちが際立っています。さらに、8月29日放送の『探偵!ナイトスクープ』(ABC)に出演した際、探偵のカンニング竹山隆範さんと一緒に写った写真でも、その変貌ぶりは一目瞭然。別人かと見まがうほど激ヤセしています」(芸能記者)
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そんな激変ぶりにファンからは、
《痩せて男前になりましたね》
《クワマンさんがめちゃくちゃ格好良くなってる!》
《クワマンさんのなりすましの方がいますね!!》
と、“なりすまし”説も飛び出るほどの驚きの声が上がっている。芸能プロ関係者は「イケオジ化の裏には、命をかけた闘いがあったのです」と語る。
「2020年に師匠として慕っていた志村さんを新型コロナで失った桑野さんは、その半年後に大腸がんと診断されました。進行度はすでに“ステージ3b”で、リンパ節に転移していたそうです」
桑野自身が9月23日更新の『NEWSポストセブン』で語ったところによると、それまでの「生活はハチャメチャだった」という。夜中まで撮影をして朝まで飲み、3時間睡眠で次の仕事へ向かう日々。暴飲暴食で肉ばかり食べ、還暦を過ぎた頃から血便が出るようになったが、「痔だろう」と、3年間も受診を先送りにしていたのだ。
「内視鏡検査で大腸がんと診断され、『自分は死ぬのか』と医師に尋ねると、『頑張ってみましょう』との答えが。これで桑野さんはようやく事の重大さを実感したそうです。
抗がん剤治療と併せて2021年に15時間のロボット手術、人工肛門造設を経て、体重は一時58キロまで激減。現在も排泄障害で、『1回のトイレラッシュで10回ほどトイレに行く』状態が続いているそうです。
そんな彼の目標は術後5年となる来年2026年まで、再発や転移がないこと。それが達成されれば、病気の症状が軽くなったり消失した状態を意味する“寛解”となるとのことです」(前出・芸能プロ関係者)
体重は現在65キロまで増え、ウォーキングで体力もついてきたという。今年は「ラッツ&スター」結成45周年のメモリアルイヤー。大病を乗り越えた“クワマン”の新たな挑戦に期待したい。