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ワンオクTaka、石丸伸二氏の自腹ライブ参戦に「感動しました」と感謝表明も…ファンは “モヤモヤ” 複雑胸中

自身の“推し”候補者について語るTaka(本人のInstagramより)
「石丸さんも、来てくれたらしいんですよ、北海道のライブに。自分でチケットを買ってね」
9月14日にジャパンツアーを終えたロックバンド「ONE OK ROCK」。そのボーカルTakaが、自身のInstagramのライブ配信で、かねてから “推し” であることを公表している政治団体「再生の道」の元代表・石丸伸二氏に言及した。石丸氏がライブに参加したことに感謝を述べたのだが、ファンからは戸惑う声もあがっている。
「Takaさんは、冒頭の言葉に続けて、チケットを購入してわざわざ北海道のライブに来てくれた石丸氏に対して、『感動しました』と、率直な思いを吐露。
そのうえで、『(石丸氏ほどの知名度があれば)いくらでもたぶん(無料で見る)方法はあったんだと思うんですけど、あえてそこにしっかりと重きを置いてくださる、その心意気に僕はすごく感動しまして。DMもさせていただきました』などと語りました。
そんなTakaさんは、海外在住で投票権を持たないながらも、2024年7月におこなわれた都知事選の最中に『総じて、この人がバランスよくやってくれるんじゃないかなという人は自分のなかにいる。その人を推したいと思ってます』と発言。
Takaさんが出した複数のヒントから、推しは石丸氏ではないかという声が多くあがりましたが、実際、都知事選後にインスタライブで『まあぶっちゃけ僕は石丸さんを推してた』と明かすなど、“石丸支持” はよく知られています」(芸能記者)
【関連記事:「結局、石丸信者だったんやね」ワンオクTaka“支持匂わせ”から街頭演説風の新曲ジャケが物議】
一方の石丸氏は、9月6日、自身のInstagramでワンオクのライブに参戦したことを報告。
《狙っていたグッズを無事に全て入手し、札幌ドームへ。思ったよりもステージに近い席で大興奮 Delusion:All、最高に感動しました》
と投稿している。石丸氏がInstagramでフォローしている著名人は、Takaと清春だけ。“相思相愛ぶり” がよくわかるが、X上には、ファンの複雑な胸中が投稿されている。
《自腹でチケット購入するのは当然なのではないのだろうか…ファンのこと舐めてるの?》
《イヤ、自腹って当たり前なのではないか?感動したって、、、何?自腹でなくライブに行ってる(有名人)が多いってことなのか?石丸さんは別に普通に当たり前なだけ》
《一般人からしたら当たり前ですよね 業界人からすると逆が当たり前の様です…。アーティスト側も宣伝になるし接待になるしWin-Winみたいですよ》
といった声が出ている。
「石丸さんはInstagramで《Delusion:All、最高に感動しました》と投稿しましたが、この『Delusion:All』という曲は、映画『キングダム 大将軍の帰還』の主題歌です。
2024年7月に発売されたのですが、ジャケット写真には、モノクロを基調として、選挙の街頭演説をほうふつさせるようなTakaさんの写真が使われています。
ロゴやグラフィック部分に石丸氏のイメージカラーの紫が使われていたことで、当時は《紫にも色々あると思うんだけど、石丸さんが使ってる紫と完全にトーンが一致》といった声が複数あがるなど、物議を醸しました。
当時、石丸氏はこのジャケ写について、インスタライブで『ワンオクのTakaさんご自身も言い切ってないわけじゃないですか。そしたら、そこは余白で、余白を楽しめばいいんじゃないですか』と言葉を濁していたのです。そんな石丸氏が、今回、あえて、その曲名を出したのは、なんとも意味深ですね」(同)
石丸氏は都知事選で大旋風を巻き起こしたが、今年6月の都議選と7月の参院選では、擁立した候補者が全員落選するなど、影響力が如実に低下している。誰を推しても自由だが、ファンとしては、いつまで “石丸派” を続けるのかモヤモヤしているところかも。