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岩本照、『恋する警護24時』続編ロケで見せた「鋭い目つき」…Snow Manの「主演作苦戦ムード」払拭できるか

Snow Manの岩本照
9月中旬、神奈川県横浜市の施設に上下黒いスーツをまとった男性が、緊張した表情を浮かべながら歩いていた。長身でスラっとしたスタイルのこの男性は、9人組アイドルグループ「Snow Man」の岩本照だ──。
岩本は、10月期の連続ドラマ『恋する警護24時 season2』(テレビ朝日系)で主演を務めることが決まっている。
「父親を殺した犯人を追う無骨なボディガードが、女性弁護士を警護するという内容で、season1は2024年1月期に放送されました。主人公のボディガード役を岩本さん、女性弁護士役を元『乃木坂46』の白石麻衣さんが演じました。
今回はその続編となり、成海璃子さん演じるボディガードと新たなバディを組むことになります。共演者には、『なにわ男子』の藤原丈一郎さんや松下由樹さん、今野浩喜さん、板尾創路さんなど、豪華な顔ぶれがそろっています」(スポーツ紙記者)
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放送日が迫るなか、冒頭の施設でロケがおこなわれていた。居合わせた女性が語る。
「岩本さんと成海さんが、対象者を警護しながら黒いワンボックスカーに乗せるシーンを撮影していました。記者やレポーターのような人に囲まれる場面だったようで、2人をエキストラの人たちが取り囲んでいました。ボディガード役とあってか、スーツ姿の岩本さんは鋭い目つきで、周囲を見回し、迫力がありましたね」
終始、緊張した表情を浮かべつつも、主演ドラマの撮影に汗を流していたようだ。
Snow Manは2025年でCDデビュー5周年を迎え、4月に国立競技場でライブをおこない、11月から5大ドームツアーを開催するなど、仕事が途切れない。グループに加えて、個々のメンバーは俳優業でも頭角を現している。
「渡辺翔太さんは4月期のドラマ『なんで私が神説教』(日本テレビ系)、ラウールさんは7月期のドラマ『愛の、がっこう。』(フジテレビ系)に出演し、目黒蓮さんも10月期の日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)への出演が決まっています。
2025年はほぼ全クールで、メンバーの誰かしらがドラマに出るような状況が続き、露出を増やしていました」(芸能記者)
10月も、岩本と目黒のドラマ出演を控え、ファンの期待も高まっている。ただ、Snow Manの俳優業に関して、懸念されることもあるという。
「主演で起用された作品の結果があまり芳しくないのです。7月に公開された渡辺さんの主演映画『事故物件ゾク 恐い間取り』は興行収入10億円を記録しましたが、元『KAT-TUN』の亀梨和也さんが出演した2020年の『事故物件 恐い間取り』が23億円だったことを考えると、パワーダウンした印象は否めません。
2024年のラウールさんの主演映画『赤羽骨子のボディガード』も、公開初週に興行収入8億円を記録したものの、その後は尻すぼみに終わってしまいました。
一方、目黒さんは2月の主演映画『劇場版 トリリオンゲーム』が興行収入20億円を超え、ヒットしています。Snow Manは話題性もありますが、やはり主演での起用となると、まだ目黒さん “一強” 状態のようです」(同)
岩本は2006年に旧ジャニーズ事務所に入所し、Snow Manとしてデビューする前からドラマや映画、舞台に出演してきた。『恋する警護24時』は、岩本にとって初めての連ドラ単独主演となったが、制作陣の期待もかかっている。
「前作は土曜日23時の『オシドラサタデー』枠で30分放送でしたが、『TVer』の見逃し配信再生回数は100万回を突破し、高い反響を見せました。
今作は、金曜日23時15分からの枠で、放送時間も1時間に昇格しており、制作サイドの熱量がうかがえます。岩本さんにとって “当たり作” といえるこのシリーズで、Snow Manの俳優業での “苦戦ムード” が払拭できるかもしれません」(前出・芸能記者)
岩本は、座長として、グループのリーダーとして、強い覚悟で臨んでいることだろう。