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THE ALFEE「高見沢俊彦」530本持ってる男のギター道
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.03.31 16:00 最終更新日:2018.03.31 16:55
THE ALFEEの高見沢俊彦が、3月16日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)に出演。番組では彼の楽曲制作に大きな刺激を与えたというイタリア・フィレンツェを訪問した。
高見沢は長髪にサングラスと独特のルックスだが、それとともに有名なのが、羽の付いたオリジナルのエンジェルギター。じつはこのアイデアが浮かんだ場所がフィレンツェだったという。
天使がリュートを弾く様子を描いた絵画『奏楽天使』(ロッソ・フィオレンティーノ作)を前に、高見沢はこう明かす。
「これ(見たときに)すごいインパクトがあったんだなあ。エンジェルもギター弾くんだって。(絵は)まあリュートだけど。一番最初のエンジェルギターを作るきっかけになった絵です」
スタジオで初代エンジェルギターが披露されると、司会の今田耕司は「(絵に)すごい似てる。かっこいいですね」と感想を述べた。高見沢はこのほか、造形がさらに進化したギター「アークエンジェル」なども紹介した。
初めてエンジェルギターを製作したときの反応について、「演奏したときに、みんな『え? 何これ?』って思いましたよね。普通こういうのギターでしないし、ましてやロックでこういうのやらなかった」と振り返る。
しかし、このエンジェルギターはその後の高見沢にとって重要なものになる。
「(歌を)パフォーマンスとして魅せていきたい。(ギターは)そのときに欠かせない自分のツールになっていきましたね。(観客に)日常では見れないものを見せてあげたい。衣装もそうだし、ステージセットもすべて。夢の中で見たような世界をパフォーマンスとしてやれたら面白いかな」
高見沢のギターに対するこだわりは、アーティストの中でもトップクラスだ。2016年12月10日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)ではギターコレクションに関してこう語っている。
司会の久本雅美に「現在何本お持ちですか?」と質問されると、高見沢は「530本ぐらい」と回答。コレクションの中でも一番高価なギターはビンテージもので、「ちょっと下がったけど3000万円」。総額は数億円にもなるというから驚きだ。
出演者に「なんでまだ欲しくなるんですか?」と聞かれると「楽器屋さんからメールが来る。『いいのが入りましたよ。2本入って1本売れちゃったんですが、どうします?』って」と理由を明かしていた。
ちなみに、初代エンジェルとともに『アナザースカイ』で登場したギター「アークエンジェル」は600万円するという。
『アナザースカイ』では、THE ALFEE結成から45年を迎え「音楽は年齢でやるもんじゃない」とし、これからも進化し続けると意気込みを語った高見沢。彼のギターコレクションはまだまだ増えそうだ。