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大学時代に株10万円を1200万円に「石田純一」の投資哲学
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.05 20:00 最終更新日:2018.04.05 20:00
タレントの石田純一と鈴木奈々が、都内で開催された「スマートプラス コミュニティ型株取引アプリ『STREAM』のイベントに登場した。
石田は開口一番「バブルと言えば石田純一みたいなところがありましてね。株は売買ですから、売ったり買ったりは、世の中を読んでいくことが必要なんですよ」と話し出す。
続けて「僕は早稲田大学商学部のときに10万円で投資を始めて、1200万円くらいまでいきましたよ。若いときの1200万だから、ものすごかった」と、株に詳しいどころか上級者であることを明かす。
石田から株の話を聞くのは初めてで、取材陣から、1200万円と聞いて、おっーと、驚きの声があがった。
学生から始めた株は今でもやっているということなので、「儲かってます?」と聞いてみた。すると、すぐさま「儲かってます」と答えが返ってきた。
「ただ、もっと待てばよかった、というタイプなんです。意外と早く見切るんです。下がったときも損切りしちゃうけど。あんまり欲をかかないで、確実に勝ち取るというやり方なので、まったく損をしたことがないですね」
株について語る石田は、いつものニコニコ顔の優男と違っていた。饒舌でもあった。
「銀行に預けていても、増えない時代。こういうものをやって、少しずつ増やしていきたいね」
堅実的な発言の石田は、今まで見たこともないくらい頼もしいパパに見える。
「僕は長く生きているもんだから、土地も安いときに買っておくんですね。世界的にいろんなもの(の値段)が落ちたとき、土地も安くなって買おうと思って買った。そうしたら、倍近くまでなった」
と、今度は自慢気だ。
それまで石田の話を興味深く聞いていた鈴木奈々が「すごいすごい、大成功ですね、買って」と、大興奮で口を挟んできた。
「私ね、石田さんって、ちょっとおバカだと思ってたんですけど、めちゃめちゃ頭がいいんですね。天才です。いろいろ聞きたい! お金を増やしたいので、純一さんにいろいろ聞いて勉強したい! させてもらいたい! だって、茨城に家を建てたいの!」と、一気にまくし立てた。その表情は真剣そのものである。
おバカキャラの鈴木奈々に “おバカ” と言われた石田は「照れるなぁ」と大人の対応をしながら、本領はここからである。
「4月の始めに3人目が生まれるんだけど、大変だけど最高に幸せ。(長男の)理汰郎は男の子が欲しいみたいですけど、そうならないのかなぁ」と、暗に女の子であることを匂わした。
これが石田純一の、マスコミに対するリップサービスなのだ。欲しがっている答えを、ズバリは嫌らしいからやんわり、ぼかしつつも、こちらが欲しがっているお土産をキチンと渡してくれる。石田のいつもの変わらない気遣いだ。
鈴木奈々が「石田さん、いくつなんですか?」と聞く。
「僕は64だよ」
「えー、見えない。ってことは、(子供が20歳になると)石田さん84歳なんだ!」と、鈴木奈々は年齢の確認をする。
石田はその言葉に答えるように「僕は子供たちにお金は残せないかもしれないけど、お金の稼ぎ方は教えたい。最高の投資は教育だと思っているので」と、いつになく真面目なパパの顔を見せた。(取材・文/芸能レポーター川内天子)