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3年後が勝負「ミッツ・マングローブ」忘れられないピーコの助言
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.07 20:00 最終更新日:2018.04.07 20:00
タレントのミッツ・マングローブ(42)が、3月18日放送の『八方・陣内・方正の黄金列伝』(読売テレビ)に出演した。
ミッツがテレビに出るようになったのは34歳のとき。『5時に夢中!』(TOKYO MX)内での通販コーナーが最初だった。
「番組はいまほどメジャーじゃなかったんですけど、すごく新しい試みで。女装して通販する最初の商品が、さつまいもだった。“みついも”って名前で、『ミッツがお勧めする “みついも”!』って。観てる人からしたら『誰だよ! ミッツって!』」
初のテレビレギュラーに、本人は「売り上げでチャンスを潰してしまうのが怖い」と苦悩。うまく売れなかったため、自腹で購入し「毎日いもパーティーやっていた」という。
その後、先輩として活躍していたマツコ・デラックスの躍進や、IKKO、はるな愛などをはじめとしたオネエブームが到来。この波に乗り、ミッツへのオファーも激増した。
「マツコさんが忙しくなると、(本人では)まかないきれない、さばききれない仕事が出てきたんでしょうね。局とか制作側としては『捕まらないから似てる人探せない?』って探したら、『徳光さんの親戚? こんなのいるんだ』って、『サンデージャポン』さんに呼んでもらった」
マツコは毒舌キャラとして一気に人気が出たが、ミッツは同じオネエ枠としてどう感じていたのか。
「完全に意識していました。同じものを求められてましたからね。台本が『マツコ』のままになってることもあった。作家さんが描いた絵コンテとかも、鏡餅みたいなのにソバージュ。(カンペには)『毒』とか『斬る』って出る」
そんなミッツだが、オネエ界の大先輩であるピーコからのアドバイスが忘れられないという。
「『わっとメディアに出て消費される側に回ると、どんなにそれまでの生活や価値観が充実してても、3年で枯渇する』って。『その人の引き出しの中にどんな経験値が詰まっていても、絶対に空になるから、そのときが勝負よ。生活環境や経済状況も変わっているから、以前と同じように面白いことはインプットできない。それは覚悟しておきなさい』と」
2018年には、20代からの夢である歌手としてのソロデビューを果たしたミッツ。こうした挑戦もピーコのアドバイスがあったからこそなのかもしれない。