ベッキーの不倫をいじり倒した「東野幸治」2年越し自腹でお詫び

　タレントのベッキーが、4月4日放送の『東野・岡村の旅猿13〜プライベートでごめんなさい〜』（日本テレビ系）に出演した。

　番組では、三重県・伊勢志摩を訪問。レギュラーの東野幸治は「ゲストのベッキーの分は自腹で払う」と宣言する。というのも、東野はベッキーの不倫騒動の渦中、流出したLINEのやりとりを関西のテレビでいじり倒した経緯があるから。自ら「人として終わってるでしょ？」と反省する。

　ヒロミを介して、ベッキーへの謝罪の会を開いたのだが、会計はなぜかヒロミが払ったという。このため「何かひっかかている」と感じる東野は、今回こそきちんと奢ると息巻く。

　肝心のベッキーが登場すると、東野は「諸事情により、俺が全部出させていただきたい」と説明。ベッキーは「なんでですか？」とあえて質問する。これに岡村隆史が「大阪で東野さんがディスったやつあったやん」と切り出し、ベッキーが「あれは2年前」と同調した。

　さすがの東野もいたたまれず土下座し「ピーンとアイデアが浮かんで、ちょっとはしゃいじゃって。熊切あさ美がいたんで『よっしゃ！　お互い読み合おうぜ！』と。みんな笑ってくれた」と弁明した。

　さらに「申し訳ない気持ちで4人でご飯食べて」と説明しだす東野だが、その場に同席していた岡村は「東野さん主催で、ごめんなさいって会やったのに結局ヒロミさんが財布を出して。1回だけ東野さん（ヒロミを）ちらっと見て、すぐ『ごちそうさまです』って」と説明。ベッキーも「マジで払ってください。2年越しですよ」と詰め寄った。

　そこから一行は名物の伊勢うどん店へ。店主オススメの「玉子うどん」を、なぜか真っ先に東野が注文しようとするも、すかさずベッキーに「奢りたいんですよね？　おもてなししたいんですよね？」とツッコまれていた。

　会計時にもちょっとした波乱が。

　支払いを済ませようとする東野に、ベッキーは「領収書切っちゃダメですよ」と釘をさす。東野は笑って応じたが、店を出て「自分の税理士さんに渡そうと思って。それすら（ベッキーは）『仕事じゃないから』と。目から鱗や」とぼやいた。

　ベッキーはこれに対し「領収書を切ったら奢ったことにならないですよ。本当に自分の財布から出る、出費をしないと」と力説。たじろぐ東野は「それが奢るってことなんや。俺ここ20年くらい人に奢ったことない（笑）」と告白していた。

　笑いを取るためについつい、スキャンダルをいじり過ぎてしまった東野。ベッキーからの恨み節はしばらく続きそうだ。