出川哲朗「世界のグルメ」ワースト1位はコウモリの生煮

　タレントの出川哲朗が4月14日放送の『人生最高レストラン』（TBS系）で芸人として “オイシかった” 料理の話を明かした。

　過酷な海外ロケを何度も体験して現地の食べ物を味わってきた出川が「世界のグルメ・ワースト3」を告白。3位は「ウジ虫の油揚げ」、2位は「世界一大きいゴキブリ」だったという。

　そして1位はミクロネシアのヤップ島で食べた「コウモリの生煮」と告白。

「本当にいろんなものを食べてきたけど、これが一番きつかった。揚げたらだいたい食べられるけど、これはコウモリをそのまま煮ただけだから、臭い」

　しかし、おもてなしとして出てきた料理なので、食べないわけにはいかない。

「お腹とか切ってくれるんだけど、生煮だからグニュグニュなのよ」と回顧し、味も無かったという。だが、バラエティ的には映える映像なので「やっぱり絵的にはオイシかった」と満足げだった。

　その一方、人生最高の一品は「奥さんのカレー」と告白。ロケから帰ってくると奥さんが手作りしてくれるカレーで、「海外ロケしても帰ったらカレー食べられるから頑張ろう」と奮起することを熱弁していた。

　その話を出川の奥さんに伝えたところ、アンケートで返答が寄せられた。

「いつも褒めることなどないので、死期が迫っているのではないかと不安になります。これからも『何でいつも同じものを作って違う味になるんだ？』と愚痴ってください。そのほうが安心します」

　意外な形で明かされた出川夫婦の絆。
『A-Studio』（TBS系）に出演した際は、奥さんから「哲ちゃんがいろいろ（な人に）出会ってきたなかで、私を選んでくれてありがとう」と手紙をもらい感激していた。だが、翌日、妻に頼みごとをすると「調子に乗んなよ」と一蹴されてしまったという。

　普段からバランスボールをぶつけられたり、つまようじで刺されたりと、さまざまな攻撃を妻から受けている出川。「人に言わせると『何その家庭!?』とか言われるんですけど、僕は居心地がいいので」と夫婦円満ぶりを明かしていた。

「抱かれたくない男」から数々のCMに起用される「好感度タレント」となった出川。その陰には内助の功があったようだ。