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くりぃむ上田、共演した西田敏行の過剰アドリブで緊張ゼロに

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.05.04 20:00 最終更新日:2018.05.04 20:00

くりぃむ上田、共演した西田敏行の過剰アドリブで緊張ゼロに

 

 くりぃむしちゅー上田晋也が、4月24日放送の『太田上田』(日本テレビ系)に出演し、俳優・西田敏行との共演エピソードを語っていた。

 

 実写版『天才バカボン3』(日本テレビ系)の撮影で、西田と共演することになった上田。出演者の爆笑問題・太田光が「やったね! 西田さんとだっけ?」と話を振ると。

 

 上田は「バラエティ番組で半年間くらい一緒にやらせてもらったこともあった。でも、ドラマの西田さんってちょっと空気も違うんだろうなと思って」と、当初は不安だったことを告白した。

 

 というのも、共演初日は、上田にとってクランクイン2日め。セリフ量も多く、忙しいスケジュールの中で参加する西田に対して、「俺がNGを出すわけにいかない」と緊張していたからだ。上田はこう振り返る。

 

「緊張感があったわけ。リハが始まったら、西田さんアドリブ満載なのよ。確かに面白くて、スタッフも『いいですね〜それ』って、ガンガン話が盛り上がっていく。ただ、元のセリフをまったく覚えていない。だからNGだらけ(笑)。

 

 さすがに俺、言ったもん。『西田さん、本当にアドリブ面白いです。その前にセリフ覚えてください!』って。(それで)俺なんのプレッシャーもなくなった。『あ、俺もNG出していいんだ』と」

 

 この発言には、太田も「さすが大物は違うね」と大爆笑。西田の過去の現場での演技を想像し、「セリフ通りじゃないから『池中玄太』とか面白かったのかもしれないね」と応じていた。

 

 ちなみに『池中玄太80キロ』(日本テレビ系)の演出を担当した石橋冠監督は、『人生の約束』(2016年)で久しぶりに西田とタッグを組んでいる。2015年12月31日付けの「シネマトゥデイ」のインタビューで、主演の竹内豊に、こんなアドバイスをしたと明かしている。

 

「トシちゃんはセリフを覚えてくるが、現場へ来るとすべて忘れて芝居をする。自分のハートで受け止めたことだけを発するから、セリフが生きるし、セリフの奴隷にならないんだ。役者は生き物と同じ、それが演技なんだよ」

 

『天才バカボン3』でのNG連発も、もしかすると上田や現場スタッフの緊張をほぐすための “演技” だったのかも。

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