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成田童夢トリノ五輪で『セーラームーン』聞きながらスタート

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.05.17 16:00 最終更新日:2018.05.17 16:00

成田童夢トリノ五輪で『セーラームーン』聞きながらスタート

 

 元スノーボードオリンピック代表選手の成田童夢が、5月10日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した。

 

 番組で成田は「小学校3年生のときからスノーボードを始め、中学校のときに父親から究極の選択を迫られた。『高校に行ってスノーボードをやめる』か『スノーボードをやって高校をあきらめるか』。どっちもは中途半端になるからダメだ」と発言。

 

「もともとアニメが大好きで声優になりたかった」ため、本心では「どっちもやりたくなった」成田。打ち明けると、スノーボードのコーチだった父親は『じゃあオリンピックに行こう!』と成田を無視して提案。これには共演者も「親父もぶっ飛んでるなあ」とリアクションするほかない。

 

 ここで「(オリンピック出場は)そこまでノリノリではなかったってこと?」と質問された成田は、「『好きなことをやるんだったらオリンピックに行け』と言われたので、だったらオリンピックまで行けば好きなこともできる(と考えた)」と説明した。

 

 不本意ながらも続けたスノーボードで20歳のときにW杯を制覇。世界で注目を浴びたが、トリノオリンピックでは予選敗退に終わった。番組で紹介された競技スタート時の映像では、「国民的行事〜」と軽いノリで発言したり「いくぞー!」と雄叫びをあげている。

 

 こうした態度をスタジオでツッコまれると、「オリンピックは正直、緊張感で(こうした言葉を)言わないと怖かった。ただ、このときヘッドホンして聞いていた曲は『セーラームーン』の『ムーンライト伝説』なんです。<ごめんね素直じゃなくて>」と明かした。

 

 現在はオタクタレントとして、アニメとコラボレーションしたDJ活動なども行なっている成田。同時にスノーボードブランドも立ち上げた彼は、『週刊ポスト』(2018年2月16・23日号)のインタビューでこう語っている。

 

「海外を中心にスノボーとアニメの架け橋になりたいんです。大人向け、男性向けの深夜アニメが流行り始めてから10年くらい。そうしたアニメとコラボできれば、世間がもっとスノボーに興味を持ってくれるはず」

 

 父との約束を果たした彼は、いま自らの道を突き進んでいるようだ。

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