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『半分、青い。』中村倫也が語る演技論「人間の動作を引き出しに」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.09 09:00 最終更新日:2018.06.09 09:13
東京編に入って、視聴率も好調の朝ドラ『半分、青い。』。漫画家アシスタントとなったヒロインの楡野鈴愛(永野芽郁)が本気で恋に落ちた相手、朝井正人を演じるのが中村倫也(31)だ。
正人は、パジャマ姿でネコを抱き、訛りを隠すために一文節ずつしか喋らないという、“ゆるふわ男子”。ドラマに登場するやいなや、テレビライター・てれびのスキマ(戸部田誠)氏が《『半分、青い。』中村倫也、いよいよ(世間的な)ブレイクの予感。》とツイートするなど、視聴者の注目を一気に集めた。
そんな中村倫也が『オーディション ブルー』7月号に登場し、こんな本音を明かしている。
《マサトはつかみどころのないヤツでふわふわしてるんですけど、実はつかみどころのない奴が一番難しいと思うので、綱渡りの感覚で演じてますね。なにか印象がつきそうになったらはぐらかさないといけない。それをナチュラルにやろうと思って、ちょっとずつ目線の配り方を気遣ったりとか》
ふだんの日常でも、役のことばかり考えているという。
《飲み会でも、人の喋り方や、そのときの筋肉の動かし方を見ちゃう。それで、この人はこういう人だなと、引き出しに入れていって。この人はかわいい雰囲気だけど、気が強いぞ、とかね》
最近では、ロケ現場で出会う若い女性に対しても、親戚のオジサンのような感じで「かわいいね、幸せになってね」などと思ってしまうため、まったく警戒心を持たれなくなってきたと笑う。
役者一筋で生きる中村倫也――今後、どんな役を演じていくのか注目だ。