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オードリー「40歳」を語る「とりあえずやる、が今に繫がった」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.11 11:00 最終更新日:2018.06.11 11:00

オードリー「40歳」を語る「とりあえずやる、が今に繫がった」

 

 2008年の『M―1』準優勝で一気にブレイクしたオードリー。翌年に始まった『オードリーのオールナイトニッポン』も、2018年に10周年イヤーを迎えた。ともに40歳を迎える節目を機に、若林正恭と春日俊彰が対談。

 

ーー40歳を迎える心境は?

 

若林 節目ではあるし、いろいろ変わらなきゃいけないし、変えようかなと考える年ですよね、40歳って。

 

春日 私はあまり気にしてないですね。春日の場合、30代前半とやってることも変わらないですし。40歳くらいには情報番組のコメンテーターになって……と思ってましたけど、まあ変わらない。年齢を感じるのは、キャバクラで年齢を言うと驚かれるときくらい。

 

ーー30歳のときに始まった『オールナイトニッポン』が10周年ということは、オードリーが10年間、第一線で活躍しているということ。その秘訣は?

 

若林 自分では分析できないですね。いまだになんで? と思いますもん。

 

春日 春日が単純にひとつひとつの仕事で結果を出してきたってことですね。

 

若林 恥ずかしいな!(笑)

 

春日 私の場合は、想像すらできなかった状況にいますからね。ボディビルとか、東大受験だとか思いもよらなかった。10年以上前にK-1に出たり、潜水の記録に挑戦したりはしていたので、そういううっすらあったものが形になっていった。

 

 そう考えると、やはり私は結果を出してきたんでしょうね。ラジオも大きいですね。こうイジられてたからあれはどうだとオファーされた企画もあるでしょうし。

 

ーー若林さんは、ご自身で「男子アナウンサーみたいな仕事」と称すMCなど、思いもよらなかった仕事が多そう。

 

若林 ホントそうですね。なんで俺にいただけるんだろう? と思う仕事はよくあります。いまだに不思議です。

 

ーーチームワークで番組を作ることが最近ようやく楽しくなってきたと、先日仰っていましたが。

 

若林 ラジオを聴いてくれてる(外部の)スタッフが増えてきて。俺がどう思ってるかっていう話を聴いて、部活の先輩みたいな感じで面倒見てくれる方が仕事をくれたら、応えなきゃという “人の心” が芽生えた(笑)。

 

 何度も会う演者さんも増えたので、心をあまり開かない俺でも「あの番組でよくしてくれた」とデータも蓄積されますし。

 

ーー春日さんは体を張る仕事もそうですが、「そこに山があるから登る」的な、“受け身” 感が加速している気が。過酷でイヤだな……と思うことはない?

 

春日 イヤだなもイイなもないですね。なんかベルトコンベヤーの前に立って、流れてくるものに春日という部品を足して流している感じ(笑)。もはや、受け身自体が、“ショー” になっているんでしょうね。

 

ーー若林さんはイヤやイイはある?

若林 なくはないです。でも、働いている人はみんなそうだと思うんですが、10年やっていると得手不得手がわかるようになってくる。なのでテレビに出たてのころとは違ってきましたね。

 

ーー街ブラロケやクイズ番組のMCなどは、正直好まないイメージでした。

 

若林 テレビのほうも変わってきていて、たとえば『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)だと、昔は一般人と春日が対決して勝っちゃったりしたらカットされてたのが、「バラエティなんだから春日が勝つなよ」みたいなところまでOAされるようになった。最近のテレビは、情報をただ流すだけではダメなんじゃないかと。そういう流れになってきてから楽しくなりましたね。

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