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23年ぶりドラマ復帰「仙道敦子」家族は応援してくれてます!
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.07.08 11:11 最終更新日:2018.07.08 11:11
女優・仙道敦子(48)が、TBS系の7月ドラマ『この世界の片隅に』に、主人公・すず(松本穂香)の母親役で出演する。
「1990年代、フジテレビのドラマに対し、TBSは当時の流行を取り入れながら、もう少し人間を描いたトレンディドラマを作りヒットさせました。
そのヒロインが、今井美樹と仙道敦子です。仙道は結婚後は家庭に入り、表に出てきていないことが神秘性を増しています」(テレビ論が専門の社会学者・太田省一氏)
1993年に緒形直人(50)と結婚後、3人の子供をもうけ、仙道は女優業を休止。長男の緒形敦(21)は、『陸王』(2017年)で俳優デビューを果たしたが、夫の直人は、近年ヒット作に恵まれていない。
「若いころに、大河ドラマ『信長』(1992年)で信長役を主演したことで、出演ギャラが上がってしまい、緒形直人は仕事選びに苦労しているようです。仙道さんが女優復帰を決めた背景には、こういう事情があったのかもしれません」(キー局プロデューサー)
昨今のブームが、彼女の復帰を後押ししている。
「最近、テレビ界では、ドラマ黄金期の女優を起用するのがブームなんです。斉藤由貴や鈴木保奈美などもそう。現在のテレビドラマ顧客層である40〜60代の視聴者にとって、昔観ていた女優さんは思い入れと親しみがあり、好まれます。
さらにこういった女優さんは、知名度に対してギャラは1本30万〜40万円と高くなく、テレビ局にとってもありがたい存在。母親役として戻ってくる仙道さんは、いまの視聴者のニーズにマッチしています」(同前)
最後のドラマ出演から23年……。はたして仙道自身は何を思い、復帰を決意したのだろうか。本人を直撃した。
ーー仙道さん、久々のドラマ出演おめでとうございます。
「ありがとうございます。昔からご縁があるTBSの監督さんからお話があったり、いろんなことが起こって。最初、私の中では、具体的に話が決まるとは思わなかったんですが……感謝しています」
ーーご家族は今回の復帰をどう受け止めていますか?
「応援してくれています。やはり家族全員の協力がないと、できないじゃないですか。そういう意味では夫や子供たちに感謝しています。基本的には家庭中心で考えていますけど、子供たちもかなり大きくなりましたので、(女優の仕事を)少しずつやれればいいなと思うんです。ご縁があれば」
ーーファンにメッセージを。
「喜んでくださる方がいることが素直に嬉しいです。作品の世界観を壊さずに、できることを一生懸命やらせていただきたいと思っています」
復帰を持ちかけた一人は、最後に出演したドラマ『テキ屋の信ちゃん』シリーズ(1991〜1995年)の演出担当スタッフだという。仙道を取り巻く“縁”は、これからもつながっていくに違いない。新たな「美しすぎるアラフィフ女優」に、祝杯を。
(週刊FLASH 2018年6月26日号)