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『君は僕の勇気』の東野純直 8年修行してラーメン店主に
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.07.10 16:00 最終更新日:2018.07.13 10:39
『イカ天』ブームが始まった1980年代、J-POPが一世を風靡した1990年代、ヒップホップ隆盛の2000年代ーー。時代を彩った、あの人気アーティストたちが今、ライブ以外で立つ「第2のステージ」に完全密着!
「アーティストであることを隠し、下目黒の人気ラーメン店で修業したんです。音楽プロデューサー以外の人間に直接指示されるという経験は、35歳を過ぎて初めてでした」
そう振り返るのは、甘いマスクとメロウなバラードで人気を集めたシンガー・ソングライター・東野純直(46)。
21歳でデビュー。即ブレイクし「一枚のアルバムの制作費が3000万円で、同世代の会社員の20倍の年収は得ていました」。
しかし、ダウンロードの隆盛やリーマン・ショックで次第にCDセールスも縮小。意を決して大好きなラーメンに真剣に取り組むことに。
週6日フル勤務8年の修業が認められ、2016年に東京都昭島市と世田谷区に相次いで店舗をオープンし、軌道に乗せる。現在は昭島「志那そば 玉龍」のカウンターでオーナー兼店主として腕を振るう毎日だ。
「今のラーメンと音楽の収入比率は7:3。ラーメン屋の2階に録音スタジオも作り、楽曲制作やライブに向けて頑張ってます(笑)」
ラーメン店修業や開業を経験し、自身の奏でる音楽に変化も生まれた。
「これまで普通に歌詞で使い歌っていた、『夢』や『希望』という言葉の重みが完全に変わりました。今は本当の意味で重みを持って夢や希望を歌えると思っています」
あずまのすみただ
46歳 1971年8月25日生まれ 鹿児島県出身 1993年デビュー。セカンドシングル『君は僕の勇気』が30万枚のヒット。8月22日にはデビュー25周年記念のニューシングルをリリース。都内で2軒のラーメン店を経営
(週刊FLASH 2018年6月19日号)