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指原莉乃に斎藤工が絶賛「制作費300万円」映画の撮影現場
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.07.29 13:00 最終更新日:2018.07.29 13:11
映画『カメラを止めるな!』が話題だ。単館2館から始まった制作費300万円の小さな映画だが、数々の著名人が絶賛して火がつくと、長蛇の列に立ち見も満席という状況に。口コミが止まらず、テレビでの特集も相次ぎ、ついにはTOHOシネマズなど全国で拡大公開するという異例の展開になった。
火付け役となったのは、指原莉乃のツイートだ。
《カメラを止めるな! 会う人全員にすすめてるんだけど誰もみてくれない。本当に元気でるから観に行って欲しい〜!内容とか調べずに。本当に面白いから〜〜!!!》
指原は、7月4日に観て、さらに7月24日にも観たという。
斎藤工も公式ブログで熱くコメント。
《【 カメラを止めるな! 】ちょっと待ってくれ 面白過ぎる やい 映画関係者達よ 邦画の現状・実状をやいのやいのと嘆く前にこの映画を観るべし 『カメラを止めるな!』の “角度” はそれら全ての答え(打開策)では無いだろうか》
ほかに目立つのは、お笑い芸人のツイート。どれもが絶賛の嵐である。
●水道橋博士
《噂が噂を呼んでいる映画「カメラを止めるな!」とにかくノンストップで視聴出来る時間が今までなかった。ようやく本日、一気見したが、噂に違わぬ大傑作。これは公開すれば……。2018年邦画ナンバー1になる可能性は「大」だ。》
●サバンナ高橋
《「カメラを止めるな」絶対見たほうがいいです!! 見終わったあと、こんなにパンフレット買いたくなったのはじめてです! ストーリーなど、情報何も入れずにとにかくみて!! 最高の映画だった》
●サバンナ八木
《あかん、カメラを止めるな!やばいぐらい感動した。》
●エハラマサヒロ
《カメラを止めるな!がえげつなすぎるぐらい面白かった。1秒も面白く無いない時間が無いし映画館であそこまで笑ったのは初めて。間違いなく歴代1位!》
●品川祐
《カメラを止めるな 大ヒットおめでとう!! もう俺よりも大忙しになっている。》
●伊集院光
《映画を宣伝するってこういうことなんだろうな。そしてメジャーにするってこういうことなんだろうな。朝からカメラを止めるなの特集。》
これほど絶賛される『カメラを止めるな!』だが、とにかく低予算で、著名な俳優の出演はない。なかには、1人2役で役者を回している部分もあるという。実際に2人分で出演した萩原収氏は語る。
「二役と言ってもエキストラに近いんですけどね。人員が少ないので、わからなければ違う役で出てもいいだろう、と。上田慎一郎監督やプロデューサーを知っていたのもあって、呼ばれました。一応、Tシャツもパンツも2パターン持っていきました。もちろん、自前」
現場の雰囲気はどんな感じだったのか。
「37分ワンカットのシーンがあって、これが撮影としても事実上のヤマ場。僕の現場はワンカットのシーンが終わった後だったので、“やり遂げた後の達成感と自信” みたいな空気に満ちていましたね」
撮影が行われたのは2017年の夏。上田監督も縁の深い、映画祭の本拠地でもある川口市の複合施設で行われた。
「監督から『アロハを持ってきますので、それを着てください』と言われていて、いざ着てみたら、少々小さい。去年、某映画祭で監督が着てたアロハだったんですね。『僕のなんです。小さいですかね、すんません』と言われました。座っているだけなのでこれでもオッケーかな、と。メインの役者でも衣装部がないような低予算の現場ですが、みんな楽しそうで、上田監督はずっと走り回ってました。みんなが映画に対する夢を持って撮影しているなと感じましたね」
現場では、台本にない台詞をポンポンと監督が指示するような状況だったとか。いったい、どんな映画なのか、ぜひ観ていただきたい。