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ホンジャマカ石塚英彦「食レポ」の始まりは社長の豪邸訪問
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.07.30 11:00 最終更新日:2018.07.30 11:00
ホンジャマカの石塚英彦が、7月21日放送の『おかべろ』(フジテレビ系)に出演した。
オーディションによって芸人となった石塚。デビュー当初について「僕はピンでやっていた。芸風が、笑わない客を怒鳴り散らすというキャラ。『桃の缶詰をください! 黄桃願います! 笑え、この野郎!』(というネタ)」と振り返る。
「ダジャレは浮かぶが、どういうふうに見せればいいのかわからなかった」と言う石塚。当時は、芸人のサポートのため、事務所に何人か構成作家が所属していたらしい。
「そのなかに三谷幸喜さんが(いて)。あるとき『石塚君、困ってるようだからネタを書いてきた』と言って、俺に原稿を書いてきてくれた。(内容は)ダジャレのセールスマンみたいな設定。
枠組みは素晴らしかったけど、三谷さんのダジャレに関するクオリティはかなり低かった。『よっ! 一本道!』って書いてあって、最初は何が面白いのか(わからない)。『にっぽんいち』と『いっぽんみち』(をかけている)」
石塚といえば食レポが有名だが、始めたきっかけについてこう明かす。
「最初はコンビの仕事が多かった。僕が34歳のときかな、別々の仕事が始まった。いろんな社長さんとかの豪邸を訪問する番組。食事するシーンもあって、ディレクターが、俺が生き生きしてるのを感じ取ったんでしょうね。
だんだん食べるところの尺が伸びていき、最終的にはそれを見た他のディレクターも(頼んでくるように)。いつしか豪邸はなくなって食だけが残った」
番組では「1日最高30件回った」と食レポの大変さを語っていた石塚。彼の名人芸も、きっかけは思わぬ場所にあったようだ。