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岩下志麻が語る育児と仕事「台本が来たとたん母乳が止まって…」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.08.01 16:00 最終更新日:2018.08.01 16:00
女優の岩下志麻が、7月22日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した。
岩下は1967年に映画監督の篠田正浩と結婚し、その後、娘を出産している。番組では、育児と女優業の両立の難しさについて「悩んだ時期もあった。(娘は)ちょうどかわいい盛りでしたから、子供を犠牲にしてまで仕事をしていいのかなと。もうちょっと家にいてあげられる仕事はないのかなと思った」と振り返る。
ここで共演者に「子供の授業参観とかに行ったんですか?」と聞かれると、「全部に行ってる。運動会に文化祭、それから父兄面接も」と応じた。
そんな岩下だが、育児に関して後悔した点も多いという。
「娘を犠牲にしちゃったかなっていまでも思う。他人に任せて仕事に行っちゃうじゃない。つらかったわよ、それは。(娘も)わかってるから後を追ってこないの。逆にそれが寂しくて。でも仕事に行かなくちゃいけない」
出産3カ月後には、映画『卑弥呼』(1974)の撮影が始まったという岩下だが、体にはある変化が起こっていたという。
「(産後)1週間ぐらいで台本が届いた。そしたらパッと母乳が止まっちゃって、仕事の神経って恐ろしいなと。(体が)切り替わっちゃう。(撮影現場から)帰ってくると子供が泣くんです。眉毛も剃っちゃってたから、気味が悪かったんでしょう。何か体から妙なものが出てたんだと思う」
番組では、『極道の妻たち』の撮影中には「役を引きずっちゃうから、家へ帰っても気がつくと立て膝で牛乳(を飲んでいた)」と明かしていた岩下。育児と『極妻』の撮影時期が重ならなかったことが、せめてもの救いのようだ。