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ZOZO前澤社長の「球団参入」頼みの綱は孫正義

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.08.02 06:00 最終更新日:2018.08.02 06:00

ZOZO前澤社長の「球団参入」頼みの綱は孫正義

 

「92歳のいまも、影響力絶大なドンとして君臨する読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡邉恒雄氏。彼が承認しなければ、球界には参入できない」(スポーツ紙デスク) 

 

ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥディの前澤友作社長(42)によるプロ野球参入の爆弾宣言。だが、参入には他球団の承認が必要だ。前出・デスクが続ける。 

 

 

「楽天やDeNAは、渡邉氏への根回しを怠らなかった」

 

  
 そこで前澤氏が頼るのが、 ソフトバンク孫正義氏だ。

 

「前澤氏はかつて、『もし誰かの下で働くなら絶対に孫さんです。そう思える唯一の経営者』と語っている。ZOZOTOWNが中国に進出した際、そのサポートをしたのがソフトバンクで、孫氏も前澤氏のことを高く評価している。球界参入への助言を得るとともに、渡邉氏への仲介役も頼める」(経済ジャーナリスト)

 

 もうひとつ球界をざわつかせたのが、堀江貴文氏の「16球団化のキーマンを前澤さんに紹介した」という発言だ。前澤氏からの要望であったことを堀江氏は明かしており、ほかにも水面下で、球界参入に向けているという企業の名前も聞こえはじめた。

 

「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の増田宗昭氏は、アート好きの共通点で、前澤氏の友人。増田氏は楽天・三木谷浩史氏とも仲がよく、球界参入にまんざらでもないようだ」(経済誌記者)

 

 さらには、長嶋茂雄氏のタニマチで、球界に太い人脈がある里見治氏が会長を務める「セガサミー」。そして、球団の身売り話のたびに名前が挙がる「LIXIL」は、以前から意欲的とされる。ともに多角的な事業で成長し、サッカークラブの買収も進めている「ライザップ」「DMM.com」も候補といわれている。

 

 スポーツブランド「アンダーアーマー」の日本総代理店となる「ドーム」は、多くのプロ野球選手から「使いたい」と要望があるほど、野球用具メーカーとして勢いがあり、12球団に強い繫がりを持つ。
(これらの企業に参入について尋ねたが、「検討はおこなっておりません」との回答だった)

 

 2014年に自民党が政府に提案し、安倍首相も賛同した「16球団化構想」だが、現状、実現には時間がかかるとの見方が強い。

 

「前澤氏は参入の方法を明らかにしていない。だが、買収が噂されるロッテは、球団運営どころではないのが現状。2017年にオーナーの重光武雄氏が横領などの罪で、韓国で実刑判決を受けた。ロッテ創業家では、次男が同罪で収監され、長男とは内紛状態なので、売却してもおかしくない。ZOZOが新球団を創設して16球団化するよりも、可能性は高い」(ロッテ担当記者)

 

 “ZOZO”には「創造」と「想像」2つの意味がこめられている。「想像」に留まらず、新たな球界の「創造」を目論む。

(週刊FLASH 2018年8月14日号)

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